高級オフィスチェアは本当に必要?腰痛持ちが13万円の椅子を買った結果
「本当に、高級オフィスチェアって必要なのか?」
実は私自身、買うまではかなり疑っていました。
「椅子を変えたくらいで、そんなに劇的に変わるものなの?」と。
でも、実際に思い切って購入し、2ヶ月間毎日デスクワークで使ってみてどうだったのか。
今回はその結果を正直にレビューしていきたいと思います。
※この内容は動画でも詳しく紹介しています。
なぜ高い椅子を買おうと思ったのか

そもそも自分が高級オフィスチェアの購入を検討し始めた理由は、シンプルに「デスクワーク時の背中の痛み」が限界に来ていたからです。
最初は「姿勢が悪いのかな」と思い、ストレッチをしたり、ジムに通ったり、接骨院に行ったりと体のケアをしていました。
もちろんこれらも大切なのですが、痛みが強くなるのは決まってデスクワークをしている最中。

「毎日何時間も体を預けている『椅子』そのものが合っていないのではないか?」
そう感じるようになったのがきっかけです。
今までもいくつかデスクチェアを試してきましたが、私は身長183cmと大柄なこともあり、座面が低すぎたり肘掛けの位置が合わなかったりと、体格にしっくりくる椅子に出会えていませんでした。

そこで一度、値段のことは考えずに「本当に自分の体に合う椅子」を探してみることにしました。
椅子選びで絶対に譲れなかった2つの条件

今回の椅子選びで重視したポイントは以下の2点です。
- 座面の高さが、体格に合うところまでちゃんと上がること
- 肘掛け(アームレスト)を、机の高さに合わせられること
以前使っていたゲーミングチェアでは、座面を一番高くしても私にはまだ低く、机とのバランスが取れませんでした。

そのため、キャスターを大型のものに交換して、数センチでも高くなるように改造して使っていたほどです。

また、私は腱鞘炎持ちなので、肘掛けの高さは死活問題です。
高さが少しズレているだけでも、右腕が一気に悲鳴を上げます。
以前は高さが足りなかったので、極厚のクッションを無理やり取り付けて調整していました。

今回は、こうした「無理な改造」をしなくても、デフォルトの状態でこれらを解決してくれる椅子を選ぶことにしました。
プロに相談して選んだ「エルゴヒューマン プロ2」

条件は決まったものの、ネット上の画像だけで10万円を超える椅子を買うのはリスクが高すぎます。
そこで、東京にあるオフィスチェア専門店「WORKAHOLIC(ワーカホリック)」へ足を運びました。

ここでは「チェアコンシェルジュ」という有料サービス(約3,000円)があり、自分のデスク環境を再現した状態で、プロのアドバイスを受けながら椅子を試すことができます。

70脚近くある椅子の中から、座って、比べて、選び抜いた結果、私の体に一番しっくりきたのが「エルゴヒューマン プロ2 オットマン(Ergohuman PRO2 Ottoman)」でした。
体験するだけでも3,000円以上の価値は十分にあると感じたので、デスクチェア選びに迷っている方は一度相談してみることをおすすめします!
サイズ感と設置について
私が選んだモデルは、エルゴヒューマンの中でもハイエンドに位置する「Ergohuman PRO2 Ottoman(プロ2 オットマン」)です。
まずサイズ感ですが、身長183cmの私でもかなり余裕があります。

座っていて「小さい」「窮屈」と感じることは全くありません。
その分、部屋に置いたときの存在感はそれなりにあります。
幅が700mmあるので、我が家のドアを通すのはギリギリでした。

購入を検討されている方は、設置スペースだけでなく搬入経路(ドアや廊下の幅)もチェックしておいたほうが良いでしょう。
重さは約25kg。
軽くはありませんが、キャスターの作りがしっかりしているので、フローリングの上での移動は意外とスムーズです。

今回は組み立て済みの状態で届き、配送スタッフの方が設置まで行ってくれたので、導入自体は非常に楽でした。
ご自身の体格や部屋のサイズに合うか、まずはスペックを確認してみるのが良いかもしれません。
「メッシュ」の座り心地と注意点

椅子の素材は好みが分かれるポイントですが、私はメッシュタイプを選びました。
ファブリック(布)生地の椅子も使ったことがありますが、やはり感触的に一番しっくりきたのがメッシュです。
ただ、メッシュタイプには特有の注意点もあります。
- 通気性が良すぎて、冬場は少し寒い
- 体へのフィット感は抜群に良い

1月に入り気温が下がってくると、部屋が冷えている時はお尻が少しスースーして冷たく感じることがあります。
冷え性の方には少し辛いかもしれません。
ですが個人的には、冬場の寒さを含めても「体へのフィット感」のメリットの方が大きく、今のところ後悔はしていません。
感動した調整機能の数々
自分のような大柄な体型でも、「ギリギリ」ではなく「余裕を持って」調整できる。
ここが高級オフィスチェアの凄さを一番感じた部分です。
魔法のようなハイブリッドレバー

座面の高さ、奥行き、リクライニングのロック。
これら全てを1本のレバーで操作できます。
最初は「複雑そうだな」と思いましたが、何度か使えばすぐに慣れました。
ランバーサポートと姿勢

使い始めは腰が押される感じに違和感があり、反発力を弱めにしていました。
しかし、接骨院の先生に「そもそも骨盤をしっかり立てて座れていない」と指摘され、姿勢を意識するように変更。

正しい姿勢で座るようになってからは、むしろランバーサポートの反発力を強めにしたほうが骨盤が立ちやすく、疲れにくいことに気づきました。
絶妙なアームレスト

個人的にかなり気に入っているのがアームレストです。
硬すぎず柔らかすぎない絶妙なクッション性が心地よく、上下・前後・左右、さらに角度まで調整可能。

机の高さや体格に合わせてミリ単位で追い込めるので、腱鞘炎持ちの私にとっては最高の機能でした。
意外だった「オットマン」の使用頻度

実は今回、オットマン(足置き)付きのモデルを選んだのですが、この2ヶ月間で使ったのは1回くらいです。
以前の椅子では、長時間作業をしていると腰や背中が痛くなり、姿勢を変えるために足を上げて休憩することがよくありました。

そのため「休憩用に必須だ」と思ってオットマン付きを選びました。
しかし、プロ2を使い始めてからは、普通に座っている状態で腰や背中があまり痛くならないのです。

結果として「足を上げたい」と思うこと自体がほとんどなくなり、オットマンの出番がなくなってしまいました。
これは嬉しい誤算です。
【結論】2ヶ月使って背中の痛みはどうなった?

一番解決したかった「背中の痛み」についてですが、正直に言うと完全にゼロになったわけではありません。
今も毎日のストレッチやジム、接骨院通いは続けています。
ただ、明らかに痛みが出にくくなりました。
以前は「背中が痛くて今日はもう作業したくない…」と思う日がよくありましたが、今は我慢できないほどの痛みが出ることはほとんどありません。
この変化は、生活の質を上げる意味でもかなり大きいです。
WORKAHOLICで教えてもらった「背もたれに体重を預ける座り方」や「骨盤を立てる意識」を実践できたことも、効果があった要因だと思います。

- 正しい座り方を知ること
- 体に合った調整ができる椅子を使うこと
この2つが揃うことで、確実に体は楽になると実感できました。
13万円の価値はあったか?

価格は約13万円。
「椅子にここまでお金をかけるべきなのか?」と悩みましたが、今のところ買って後悔はしていません。
背中や腰の痛みを気にしながら作業する時間が減ったこと、それだけでも導入した価値は十分ありました。
私は家にいる時間のほぼ全てをデスクの前で過ごしています。
仕事も休憩も、基本はこの椅子の上。
Screenshotそう考えると、「最高級のソファ兼ワークチェア」だと思えば、そこまで高い買い物ではない気がしています。
もちろん、ここまで高額なものを買わなくても合う椅子はあるかもしれません。
ですが、もし今デスクワークで腕や背中、腰の痛みと戦っているのなら、一度真剣に「自分に合う椅子」を検討してみる価値はあると思います。
今回のレビューが、椅子選びに悩む誰かの参考になれば嬉しいです。













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