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【驚異のコスパ】KZ Duonicを試して分かった8つの魅力

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

※今回ご紹介するKZ Duonicは、メーカー様よりご提供いただきました。

製品概要と特徴

KZ Duonicは、オーディオブランドKZから登場した業界初の3磁気プレーナードライバーを搭載したイヤホンです。

今回レビューするのは、低音強化スイッチ付き + USB Type-C DSPサウンドカード付きという最上位パッケージ。

価格帯はエントリー〜ミドルレンジながら、ハードウェア的には上位機種に匹敵する内容です。

バージョンごとの違い

用途に応じて3つのバリエーションから選べます:

  • スイッチなし:初期状態でバランスよく調整済み。手間なく高音質を楽しみたい方向け。
  • スイッチ付き:中高音や低音の調整が可能。自分好みにカスタマイズしたい方向け。
  • 低音強化スイッチ付き:よりパワフルな低音再生が可能。映画やEDM向け。

価格と内容物

AliExpressでは2,000円以下、Amazonでは約5,000円(2025年11月時点)という驚異の価格設定。以下の内容が含まれます:

  • KZ Duonic本体
  • 銀メッキデュアルマイクケーブル
  • USB Type-C DSPサウンドカード
  • イヤーチップ 予備
  • チューニング用ロッド

音質レビュー

全体の印象

最初に感じたのは音の抜けの良さ

安価なイヤホンにありがちなこもり感がなく、解像感が高い印象です。

低音は8mmスーパーリニアドライバーが程よく鳴らしつつ、全体のバランスはとても自然。

長時間リスニングしても疲れにくい音作りです。

KZ Duetとの比較

同社のKZ Duetに比べて、Duonicはフラット寄りで落ち着いたチューニング

 

Duetは低音の迫力が魅力ですが、音酔いしやすい一面も。

Duonicはその反対で、インパクトよりも聴きやすさ重視です。

「KZ Duet レビュー|有線イヤホンに興味なかった自分が衝撃を受けた理由」 正直に言うと、これまでイヤホンにはほとんどこだわりがありませんでした。 重視していたのは「音質」よりも「利便性」や「機能...

チューニング機能の実力

4つのDIPスイッチにより音質を細かく調整可能。

正直、大きな変化は感じにくいですが、全スイッチONにすることで音の抜けや明瞭感が増す傾向があります。

「微調整したい」「少しだけ自分好みに寄せたい」といったニーズにはピッタリです。

DSPサウンドカードの4モード

USB−Cから3.5mmに変換できる「DSPサウンドカード」は4種類のモードに対応しています。

以下は、私の感覚です。

  • 標準モード(虹色):もっともバランスの良い出力
  • ベースブースト(緑):低音がやや強調される
  • ディープダイブ(赤):ゲーミング向け、定位が明確に
  • Hi-Fiモード(青):高音のキツさが抑えられ、長時間聴いても快適

装着感とデザイン

オーバーイヤー型でホールド力は高め

スポーツシーンでは大きなメリットになりますが、頻繁に付け外しする場合は少々手間に感じるかもしれません。

眼鏡との併用も、フレームの太さ次第で快適性が左右されます。

こんな人におすすめ

  • 初めての高品質イヤホンに挑戦したい方
  • 音楽もゲームも1台でこなしたい方
  • 控えめな音質調整を楽しみたい方
  • スポーツシーンでも使えるイヤホンを探している方
  • コスパ重視で良い音を手に入れたい方

逆に向かない人

  • つけ外しが多いシーンで使いたい方
  • 重低音や迫力重視の方
  • 劇的な音質変化を期待している方
  • ストレート型イヤホン派の方

総評

KZ Duonicは、価格を大きく上回る価値を提供するバランス型・カスタマイズ可能なイヤホン。AliExpressでの価格が2,000円以下ということを考えると、試す価値は十分にある製品です。

「とにかく失敗したくない」「長く使える高コスパ機種がほしい」という方にぴったりのモデルです。

【KZ Duonic販売ページはこちら