初心者が買いやすいオーディオインターフェース
今回はFIFINから発売されている、オーディオインターフェースSC1とSC3の違いをまとめてみたいと思います。
動画でも紹介しています。
どちらも低価格帯のオーディーインターフェースとして発売されており、
SC1は現時点でアマゾンで8200円。
SC3はアマゾンで、7000円とどちらも1万円を試しやすい価格なのが魅力です。
設計思想としてSC1はレコーディングを目的としており、SC3はゲーム配信を目的としたせっけいとなっています。
共通しているところ
それでは両者の共通項目から見ていきたいと思います。
まずは、XLR接続でマイクが使えることがあります。もちろん48Vのファンタム電源も使えるのでコンデンサーマイクにも対応しています。
以前の動画でも検証しましたが、
XLR接続することでホワイトノイズは軽減するのでより高品質な収録が可能です。
そして録音している音をヘッドホンでモニターできるようにアウトプットが搭載されています。
ここ端子形状がSC1は6.35mmなのに対し、SC3は3.5mmジャックとなっています。
(SC1で一般的なイヤホンを使う場合は6.35mmへの変換アダプターが必要)
どちらのインターフェースを使う場合も、パソコンへの接続が必須です。
どちらもUSBケーブルは付属していました。
違いがあるところ
それでは違いがある部分を見比べていきたいとおもいます。
入出力端子
さきほども少し触れましたが、
SC1の特徴として、ジャックはすべて6.35mmの仕様となっています。
なのでマイクの他にインスト2のジャックにギターやベース等を入力することが可能です。
モニター用のヘット本端子も6.35mmのものを使うことができます。
一方SC3には3.5mmジャックが実装されており、ギターやベースは入力できないものの、
ライン入力ができるようになっています。なのでBGMを流しながらの収録することが可能です。
SC1のインスト2のジャックはライン入力はできなかったのでここが機能として大きく違いが出る部分かと思います。
モニター用のヘッドホン端子も3.5mmとなっていてより一般的な仕様になっています。
またゲーム配信に便利な、マイク付きのヘッドセットに対応した端子がついているのも用途の違いが出る部分だと思います。
アウトプットに関しても違いがあり、
SC1は左右独立したモノラルでの出力が可能でスピーカーへの出力が可能です。
SC3のアウトプットは3.5mmでのステレオ出力となっています。
他の機能
効果音
SC1とは違い、SC3には配信に便利な機能がいくつか用意されています。
見た目でわかりますがSC3はボタンが多く搭載されています。
まずは効果音ボタン。
ABCD4つ登録可能で、ライン入力またはマイク入力したものを録音しておきボタンを押すことで再生できるようにするという仕組みになっています。
「録音方法」
録音するボタンを3秒長押し
→ボタンが白点滅すると録音開始
→離すと録音停止
※録音時間は15秒
若干音質の低下があるので、音質が大事なものを登録するよりは、演出的な効果音を登録するといいかもしれません。
録音にクセが有り、最初の余白をなくすのが難しいのがちょっと残念なポイントでした。
ボイスチェンジャー
6種類の音声に変更可能で、男性・女性・ロボット・モンスター・ベイビー・お年寄りというプリセットや用意されています。
なかなか常用はしないかもしれませんが面白い機能でちょっとした演技をするときに使えそうです。
キーチャンジャー
マイク音声のキーを変換してくれるみたいです。
電飾の変更
ゲーミングらしい電飾もRGBライトボタンを押すことで、
いくつかのパターンから選ぶことができます。
ミュートボタン
SC1にはないミュートボタンやモニターのオンオフボタンがあるのも使いやすさに置いて便利だと思います。
音質の違い
カタログをみていた時点では、特にゲーム配信をしない私でも、3.5mmジャックが搭載されていることや、ライン入力が可能なことからSC3が使いやすいかと思っていましたが、
両方使ってみて私にはSC1が向いていると感じる部分がありました。
それがホワイトノイズです。
どちらもXLR端子でマイクを接続しているので、違いは出ないと思っていましたが、
実際に聴き比べてみると、、、
SC3の方がホワイトノイズが乗りやすいようです。
やはりレコーディング用のインターフェースということもあり、
私のようなナレーションの収録にはSC1のほうが向いていると思います。
一方で配信する場合にはやはりSC3の操作性は高く、BGMも一緒にライン入力できるのは便利だと思うので配信を始めてみたい方にはぴったりなインターフェースだと思います。
SC3には3.5mmのケーブルも1本付属していたのでスマホからBGMを流すといったことも簡単にできました。
ということで今回は、FIFINからは発売されているオーディオインターフェースSC1とSC3をご紹介しました。
インターフェース選びの参考にしていただければと思います。