※この内容は動画でも紹介しています。
映画のような「光の筋」を自宅で再現するには?

映画やMVなどでよく見る、あの幻想的な「窓から差し込む光の筋」——。
実際に自分で撮影してみると、ただライトを当てただけでは、なかなかあの雰囲気は出ませんよね。

実は、あの演出の正体は「煙」なんです。
空間にうっすらと煙が広がっていることで、光が筋状に浮かび上がるんですね。

今回は、その映画的な演出を手軽に再現できる、手のひらサイズのフォグマシン
「COLBOR CF5」を実際に使ってレビューしていきます。
まずは作例をチェック!空間が一気にドラマチックに
言葉より映像、ということで、まずは実際に使用したシーンを見てみましょう。

部屋全体にフォグを焚いてから窓の光を入れると、まるで映画のワンシーンのような雰囲気が一瞬で完成します。
物撮りでも活躍してくれて、被写体の周りにうっすらと煙をまとわせるだけで、
シンプルな構図でも一気に立体感が増して奥行きのある画になります。

特にスローモーション撮影と組み合わせると、煙の流れが加わってよりドラマチックな演出に。
ちょっとしたひと工夫で、撮影クオリティがグッと上がるんです。
COLBOR CF5の特徴と基本的な使い方

本体は、手のひらにすっぽり収まるサイズ感で、重さも軽く持ち運びもラク。
見た目はスティックライトのようなフォルムで、縦置きだけでなく、最大で約60度まで傾けて使うこともできます。

セット内容はこちら:
- 本体(COLBOR CF5)
- 専用フォグ液(植物性グリセリン)
- USB-C充電ケーブル
- リモコン
- 交換用RGBライト&ファン付きヘッド
- ノズルアクセサリー数種類
充電はUSB-Cに対応しており、約2時間でフル充電。最大出力なら約30分稼働可能です。
フォグを10分間出し続けられるタンク容量もあるので、小規模な撮影には十分な性能ですね。
操作方法もシンプルで初心者向け

基本の操作はとても簡単:
- オイルを入れる
- 電源ボタンを長押しで起動
- フォグボタンを押している間だけ噴射
- ダブルクリックで連続噴射モード

特に便利なのが「濃度」と「風量」を個別に調整できる点。
例えば、濃度を弱くして風量を強くすると、ふわっと広がる軽めの演出に。
逆に濃度を高くして風量を弱めれば、もくもくとした重厚な煙をつくることができます。

また、付属のリモコンを使えば複数台の同時操作も可能。
大規模な撮影現場では、これがかなり便利になりそうです。
タイマー・ライト・ファンで演出の幅が広がる

タイマー機能では、出力・休止を5秒単位で最大60秒まで設定でき、
最大98サイクルまで繰り返し動かすことが可能。

さらに、ヘッドを交換することで以下のような演出も:
- RGBライトモード:3段階の明るさ&色調整が可能
- ファンモード:3段階で風量を調整して煙を拡散
気になるオイルの安全性は?

使用するオイルは「植物性グリセリン(VG)」という、食品グレードの成分。
無色・無味無臭で、濃度を高くするとほんのり甘い香りがしますが、吸っても害はないとのこと。
他社製フォグ液も使用できますが、植物性グリセリン100%のものに限ります。
専用のオイルも1本60mlで約1,900円と比較的リーズナブルに手に入ります。
室内使用時は火災報知器に注意

公式によると、狭い空間や高濃度で使用すると火災報知器が反応する可能性があるため、
できるだけ風通しの良い場所で使うことが推奨されています。
実際に使ってみたところ、やはり室内の火災報知器が作動してしまいました。
筆者は一時的にシャワーキャップで報知器を覆って対処しましたが、これは自己責任での対応になります。
ただし、換気を強めすぎると今度は煙がすぐに消えてしまうので、ここは本当にバランスが難しいところです。
COLBOR CF5を使ってみて感じたメリット

- 操作がシンプルで初心者でも扱いやすい
- 軽量・コンパクトで持ち運びが楽
- USB-C充電で普段のケーブルが使える
- 濃度・風量の細かい調整が可能
- RGBライトやファンなど多機能搭載
- リモコン・タイマー機能で撮影の自由度が高い
まとめ:小さなフォグマシンが生む大きな世界観

映画のような光の筋、幻想的な物撮り、ドラマチックな映像——。
COLBOR CF5があれば、そんな世界観を手軽に自宅で再現できます。
大型のフォグマシンを用意しなくても、この小さなデバイスひとつで、
普段の撮影に特別な「演出のスパイス」を加えられるのはかなり魅力的です。
今回紹介したCOLBOR CF5の詳細や購入リンクは、以下にまとめています。
気になった方はぜひチェックしてみてください!















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