1日歩く撮影旅行にちょうどいい。VEO LITE 20L×2Lの組み合わせレビュー

この内容は動画でも紹介しています。
カメラバック選びは難しい

カメラを持って1日中歩き回る旅行や街撮りって、地味に「どのバッグで行くか」悩みますよね。
容量が足りないと不安だし、かといって大きすぎると重くて動きにくい。特に旅先だと、この“ちょうどいいバランス”が本当に難しい。
そこで今回は、VANGUARDの「VEO LITE B20L(20Lバックパック)」と、同じシリーズの「2Lスリング(S2L)」を組み合わせた運用をレビューします。
実際に使ってみたら、この20Lと2Lの組み合わせが、想像以上に「気軽に持ち運べて使いやすい」セットでした。

- 20Lと2Lを組み合わせるメリット
- それぞれのバッグの構造や機能
- 実戦で1日歩き回ってみた使用感
20L × 2Lの組み合わせが良かった理由

先に結論から言うと、これです。
- 移動しやすい20L
- 撮影中に小物がまとまる2L(小物ステーション化)
VEO LITEシリーズは20L/25L/30Lの3サイズ展開ですが、今回使った20Lは街撮りや旅行にちょうどいいサイズ感。
しかも、見た目が“いかにもカメラバッグ”になりすぎないのも嬉しいポイントでした。
運用の気持ちよさはシンプルで、
「20Lで移動 → 2Lで撮影 → また20Lで移動」が自然にできること。
歩いている時間と、撮っている時間で“必要なもの”って変わるので、ここが噛み合うと一気に快適になります。
VEO LITE B20L詳細レビュー

ここからは、まず20Lバックパック本体の作りを見ていきます。外側→背負い心地→内部、の順で紹介します。
外側の収納・アクセス

前面には独立したフロントポケットが1つ。しっかりマチがあるので、厚みのあるアイテムも入れやすい作りでした。

右側面には三脚ポケット+固定ベルト。体感としては中型三脚くらいまでなら問題なく固定できます。

左側面はサイドアクセス用のドアが付いていて、バッテリー類を入れられる小物ポケットもあり。カメラをサッと取り出したいタイミングで便利でした。
ストラップ周りの機能

右ストラップにはスマホポケット。
左側にはアクセサリーマウント用ループ。さらにチェストベルトも標準装備です。
パッドは全体的に“分厚いタイプ”ではないんですが、背負っていて薄さが気になることはなく、20Lという軽快さも相まって1日歩いても快適でした。
背面の構造

背面にはPCスリーブがあり、その内側にもう1つポケット。
20Lモデルは14インチPC対応で、上位容量モデルは16インチ対応になっています。
自分はここに本や資料を入れて移動していましたが、薄手のものは問題なく収納できます。

さらに外側にファスナー付きの薄手ポケットがあるので、チケットや書類を分けて入れるのに便利。
加えて、背面にはスーツケースのハンドルに固定できるベルトも付いているので、旅行の移動でも扱いやすい構造でした。
メインアクセスは“背面アクセス”方式

メイン収納は、背中側から開く背面アクセス。
この方式、個人的にかなり好きで、理由はシンプル。

- 地面に置いて開けても、背中に当たる面が汚れにくい
- 旅行先や街中で“気軽に下ろして作業できる安心感”がある
地味なんですが、これが積み重なるとストレスがかなり減ります。
メイン収納の使い勝手

蓋の裏側には薄手のメッシュポケットが2つ。コード類やフィルター整理に役立ちます。

中央の仕切りは着脱式で、上下に分ける/大きく1室で使うの切り替えができる構造。
自分は上段に着替えなど機材以外の荷物を入れることが多いんですが、このバッグは上部から別アクセスできるので、カメラ機材と干渉せずにサッと取り出せるのが便利でした。

しかも、上部荷室にも内側ポケットがあるので、小物の仕分けにも使えます。
仕切り板の構成は以下。

- 大 × 1
- 小 × 3
- 脱落防止ベルト × 1

今回はボディ1台+ズーム1本+小物くらいで余裕。試しにボディ1台+70-200mm F4+24-105mmでも、上段にまだ空きがあるくらいの容量感でした。
欲を言えば、上位モデルみたいに大サイズの仕切りがもう1枚あると嬉しい、というのは正直なところ。
あと嬉しいのが、内部にAirTag専用ポケットがあること。旅先だと“万一”の安心感が違います。
外装素材:撥水・防汚・速乾+耐候性

外装は高密度PU素材+止水ファスナー。
多少の雨なら気にせず使えるのが便利でした。
汚れも拭けば落ちやすく、見た目をきれいに保ちやすいのも好印象。

さらに大雨用にレインカバー付属。
小雨に強い素材って、持ち運ぶストレスを確実に減らしてくれるので、ここはバッグ選びの大事なポイントだと思います。
ケーブルスリット

バッグ内部にはケーブルスリットがあって、モバイルバッテリーを入れたまま充電ケーブルを通せます。
移動中の充電を想定している人には地味に助かる仕様。
VEO LITE S2L 詳細レビュー

続いて、20Lと組み合わせると真価が出る2Lスリングです。単体でも使えますが、個人的には“サブバッグとしての完成度”が高い印象でした。
外側の特徴

前面には大きめポケットが1つ。その内側に小分けポケットが2つあります。
ここは財布やモバイルバッテリーなど、撮影に直結しないけど取り出す頻度が高いものを入れておくと便利でした。

背面側には持ち手と、カメラバッグに取り付けるためのカラビナを搭載。さらにショルダーベルト用のループが両側に付いています。
メイン収納

メイン収納は、内側の両面に薄手ポケットが付いていて、フィルターやバッテリーなど小物整理に向いた作り。
自分はここに超小型三脚も入れていて、メイン荷室にはワイヤレスマイクをケースごと収納していました。
「使うけど、ずっとカメラに付けっぱなしじゃない機材」を入れておくのに、ちょうどいい容量でした。
サイズ感と“できること・できないこと”

普段は小物をまとめるショルダーポーチ的に使っていますが、サイズ的には交換レンズ収納もいける感じです。
試しにLUMIXの24-105mm F4を入れたところ問題なく収まり、さらにバッテリー1〜2個くらいの余裕もありました。
一方で、LUMIX S9に50mm単焦点を付けたまま入れると、入らなくはないけどかなりパツパツ。フルサイズミラーレス+レンズを“カメラごと入れる”用途としては現実的じゃないと思います。
ただ、APS-Cの小型ボディ+小型レンズなら、組み合わせ次第ではアリかもしれません。
20Lとセットで一番輝く

この2Lは単体で散歩用にも使えますが、やっぱりリュック型カメラバッグと組み合わせた時が一番気持ちいいです。
- 移動中:2LはB20Lに取り付けておく
- 撮影開始:2Lを外して肩掛けに切り替える
- 撮影中の小物(フィルター・バッテリー)アクセスが一気にラクになる
この切り替えだけで、撮影中の動線がかなり整います。
実戦レビュー:InterBEEで1日歩き回ってみた

InterBEEに向かうときに、実際に20Lリュック+2Lショルダーで運用してみました。
歩き回る前提だったので機材は必要最低限、衣類も最小限に。
総重量は約5.9kgでした。

このくらいなら、1日背負っていてもしんどく感じることはほとんどなし。クッションが極厚というわけではないですが、背負い心地に不満はありませんでした。
背面アクセスのおかげで、ホテルで荷物を広げる時も扱いやすく、カメラはサイドドアからスムーズに取り出せます。
旅先で増えがちなお土産も上の開口部から入れやすく、サイドポケットにはペットボトルも入るので、収納力不足は感じませんでした。

会場に到着してからは、2Lにフィルターや予備バッテリーを移して肩掛け運用に切り替え。バックパックはロッカーに預けて、身軽に撮影できたのがめちゃくちゃ快適でした。

ただし注意点もあって、2Lに詰め込みすぎると、リュックに取り付けた時にバランスが悪くなることがあります。重心が後ろに寄りすぎるので、入れすぎには注意した方がいいと思います。
まとめ:歩きながら撮る日に強い“移動⇄撮影”セット

VEO LITEの20Lバックパック+2Lスリングの組み合わせは、街撮りや旅行みたいに歩きながら撮影する日と相性が良いセットでした。
- 20Lは軽快で、出し入れもしやすい(1日持ち歩いてもストレスが少ない)
- 撮影中は2Lが“小物ステーション”になって動線が整う
- 移動⇄撮影の切り替えがスムーズになるのが最大の魅力
「旅行でカメラを持ち歩きたいけど、重装備にはしたくない」みたいな人には、かなり刺さる運用だと思います。













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