この内容は動画でも紹介しています。

万能レンズの先に、もう一つ欲しくなったもの

SIGMAの20-200mm。
正直、この1本があれば全部撮れると思っていました。

旅でもVlogでも、「今日はこれ一本でいいや」と思わせてくれる完成度の高いレンズです。

それでも今回、あえて追加で導入したのがLUMIX S 18-40mmでした。

 

 

SIGMA 20-200mmは、画角も広く、今でもかなり信頼しているレンズです。

ただ、LUMIX S9に装着したとき、ひとつだけ気になる点がありました。

サイズと重さです。

重さは約550g、全長は115.5mm。
20-200mmをカバーするレンズとしては軽量コンパクトですが、S9の小さなボディに付けると、どうしても前が重く感じてしまう。

せっかくのコンパクトさが、レンズの存在感で少し損なわれる感覚がありました。

「もう少し、気軽にS9を持ち出したい」
そう思うようになったのが、18-40mmを導入したきっかけです。

理由①:20mmで満足していた私を驚かせた「18mm」

年越しツーリングや家族旅行で、実際にこの組み合わせを使ってきました。

正直に言うと、これまで自撮りは「20mmで十分」だと思っていました。
画角も広いし、Vlog用途として不満はなかったんです。

でも18mmを使ってみて、その感覚が変わりました。

距離感が、明らかに違う。

子どもを隣で撮るときも、半歩下がらなくていい。
そのままの距離感で、自分も背景もきちんと写る。

写真でも同じで、20mmでも十分ダイナミックだと思っていましたが、18mmはさらに一段広い世界を切り取れる感覚があります。

広角が苦手だった自分が、「これ、面白いな」と思えるようになった。
18mmは、超広角の楽しさに気づかせてくれる画角でした。

理由②:機動力と「周りに馴染める」サイズ感

18-40mmで一番違いを感じたのは、やはりサイズ感です。

  • 重さはわずか155g
  • S9とのバランスが非常に良い
  • 片手で自然に持てるサイズ感

首から下げていても、「これ本当にフルサイズ?」と思うくらい軽快。
小型バッグにもすっと収まり、撮影中も邪魔になりません。

この「邪魔にならない」という感覚が、旅や日常ではかなり大きなメリットだと思います。

周囲に溶け込むサイズ感。
カメラを持っていることへの心理的ハードルが、ぐっと下がりました。

理由③:望遠と「寄り」をどう補うか

もちろん、18-40mmにも弱点はあります。

  • 望遠側が40mmまでしかない
  • 望遠側であまり寄れない

テーブルフォトや小物撮影では、もう一歩寄りたくなる場面が正直多いです。

この点では、20-200mmの圧勝。

ただ、この弱点はLUMIX S9のハイブリッドズームで、ある程度カバーできます。

  • 動画:4Kのまま約62mm相当までクロップ
  • 写真:Sサイズで79mm相当まで使用可能

ボケ感は変わりますが、圧縮効果は維持されるので、記録用途なら十分実用的です。

そもそも18-40mmは、最高画質を追い求めるレンズではありません。

「今日は記録でいい」「気軽に残したい」
そんな日にこそ、本領を発揮するレンズだと感じています。

機材は適材適所|18-40mm × 20-200mm

18-40mmは万能レンズではありません。
画角は限られ、ボケも控えめ、寄れるレンズでもない。

でも、とにかく軽くて、気負わず持ち出せる。

一方で、20-200mmは「しっかり画を撮りたい日」に応えてくれる、最高の旅レンズです。

自分の中では、18-40mmは最高の旅用セカンドレンズ

 

映りはそこそこ。
でも、持ち出す回数は確実に増える

結果的に、写真も動画も、残るものが増えていく。
今回の組み合わせは、それを改めて実感させてくれました。

次回は、18-40mmと20-200mmを画質や性能面でしっかり比較していく予定です。

気軽さを取るか、万能さを取るか。
その答えは、撮影する日の目的次第ですね。