今回は最近話題のマグネットタイプのケーブルを提供頂いたので、
早速使用感や選ぶべきポイントなどを検証してみたいと思います。
動画でも紹介しています。
magtameケーブルの特徴
まずこのケーブルで最大の特徴が、ケーブル自体に磁石が内蔵されていること。
そのおかげで、このようにケーブルをまとめることが可能です。
今まではマジックテープで束ねていましたが、それが不要になりました!
鉄製の製品には磁力でひっつくので、このようにケーブルを壁にくっつけてしまうこともできます。
これができるならデスクの裏面を全てにマグネット対応に変えて配線処理してもいいかも!
ケーブルはデスク周りで散らばりがちなので、簡単にまとめることができるのは、
デスク環境をスッキリさせたいガジェット好きにはかなり嬉しい機能です。
実際使える性能なのか?
通信性能
私がこのケーブルを使うにあたって、最初に気になったのが通信速度。
USBケーブルは様々な規格によって通信速度が異なり、
USB3.0対応、と書いていても実際は速度が出ない・・・・
なんてこともしばしばあります。
ということで、実際にこのケーブルが必要な速度が出るのか、映像制作には必須な外部SSDを使って検証してみたいと思います。
このケーブルは最大20Gps(2500MB/s)のデータ通信性能があるようです。
今回検証に使うSSDはSanDiskのエクストリーム ポータブル V2。
このSSDの最大通信速度は1050MB/sとなっています。
実際に計測してみると、
大体700-800MB/S出ているようです。(5.6-6.4Gbps)
このことからSSDとのデーター通信に関しては、
最大のパフォーマンスが出ていることがわかります。
給電性能
続いて検証したいのが給電性能。
販売サイト上には、とくに給電W数の記載がなかったので厳しいかと思っていましたが、
届いたパッケージには100Wの記載があったので、こちらも検証してみたいと思います。
こちらは充電数を図れるアプリを使って計測してみます。
純正の充電ケーブルでは65Wで給電されていました。
続いて今回のケーブルに変えて計測してみると、
65W。
十分な充電性能が得られています。
わたしが使っているモニターからは96Wで給電可能なのでそちらも調べてみたいと思います。
こちらも、問題なく96W充電できていました。
100W以下で充電するPCに関しては、充電ケーブルいらずになるので、
これは大きなメリットになるとおもいます。
映像転送性能
最後に検証したいのが映像転送性能。
このケーブルの性能としては、
8Kのシングルモニターまたは4Kのディアルモニターに写しだす性能があるようです。
あいにくUSB−C入力可能なモニターが無いので試すことはできませんでした。
現在使用しているウルトラワイドモニターはサンダーボルト入力に対応しているので、
商品ページにサンダーボルトプロトコルに対応と合ったので期待して試してみましたが、
残念ながら映像入力対応していませんでした。
なお、カメラからの映像出力には対応することができました!
どんな人におすすめ?
高速通信、高電力充電、映像転送の機能を備えつつマグネットケーブルというのは、
現状ではかなり珍しいと思います。
USB−C接続可能なモニターをお持ちの方にはかなりおすすめな1本だとおもいます。
通信性能はそこまで高くなくてもいいけどもっと給電したいという場合には、
240W対応のケーブルも発売されています。
16インチのMacBook Proの場合140Wが必要なモデルも存在するのでそちらを使われている場合はこのケーブルのほうが良いかもしれません。
ただし、通信速度が480Mbpsとなっているので高速通信には適していないと思います。
カメラとの接続用途だと問題なく動作してくれました。
さらにMacBook Airなど60Wぐらいの充電で十分な場合は、
もう少し安価なモデルも発売されているので、
一度ショップのサイトをご覧になってください。
もし購入される場合は10%OFFクーポンも発行していただいているのでぜひご利用ください。