この内容は動画でも紹介しています。
撮影で「色がキレイに撮れない」原因は照明かも?

カメラで撮影してみたのに、なぜか色がイマイチ……そんな経験はありませんか?
実はその原因、照明にあることが多いんです。
動画制作を始めると、まずはカメラと三脚、次にマイク、そしてライトが欲しくなりますよね。
私も試行錯誤しましたが、映像をストレスなく見られる環境を整えるなら、
実は「三脚 → マイク → ライト → カメラ」の順で機材を揃えるのがおすすめだと感じています。
なぜ撮影用の照明が必要なのか?
文字で説明するよりも実際の画像を見ていただいたほうが分かりやすいので、
一眼カメラ+部屋の地明かりだけで撮った映像と、

iPhone+撮影用ライトで明るさを確保した映像を比較すると、

光量の大切さを実感いただけると思います。
カメラは光をそのまま記録するため、照明が不足すると本来の色が再現できません。
一般的な照明ではダメ?「演色性」の重要性とは

「じゃあ部屋の普通の照明で良いのでは?」と思いがちですが、これが意外と難しいところ。
多くの家庭用照明は「演色性(CRIやRa)」が80程度で、太陽光と比べると色再現性が低いため、被写体の色が不自然に映ってしまいます。

撮影用のライトはこの演色性が高く、CRI96+/Ra95+のものが多く、太陽光に近い自然な色を再現できます。
人間の目は色を補正して「きれい」に見せてくれますが、カメラは光をそのまま記録するため、専用ライトが必須です。
コスパ良し!YAOULIGHTSのミニパネル型とチューブ型ライトを紹介

本格的な撮影用ライトは高価ですが、今回は初めての方にも手が届きやすいYAOULIGHTS製の「ミニパネル型LR135」と「チューブ型スティックライト」を紹介します。

- CRI96+/Ra95+の高い演色性で自然な色再現
- RGBフルカラー対応、1,600万色以上の演出が可能
- 色温度2,500K〜9,900Kまで無段階調整
- USB-C充電対応でバッテリー駆動約2時間半
- 多彩な特殊効果モード内蔵(21〜24種類)
ミニパネルライト(LR135)の特徴

薄型で軽量(225g)、堅牢なメタルボディ。コンパクトサイズ(15.1×7.9×1.1cm)で持ち運びに便利。
USBアウトポート付きでスマホの簡易モバイルバッテリーにもなります。
マウント穴は縦横2箇所あり、設置の自由度が高いのも魅力です。
スティックライトの特徴

全長約34cmのスリムなチューブ型。
手持ちのほか、三脚やアームに取り付け可能。
内蔵マグネットで金属面に貼り付けられ、壁や鉄パイプに設置できるのが便利。
付属のミニ三脚を使えば床や棚など色々な場所に安定設置可能です。
操作性の違い
ミニパネルタイプ

電源ボタン、モード切り替えボタン、色選択ダイヤル、明るさ調整ダイヤルがあり、直感的に操作できます。
現行モデルはアプリ未対応ですが、次期モデルでスマホリモート対応予定です。
スティックタイプ

本体操作はやや複雑ですが、専用アプリでスマホからリモートコントロール可能。
グループ管理もでき、複数台をまとめて操作できます。
運用は本体電源オン後、アプリで色やエフェクト調整が楽です。
使い分けのポイント

私のおすすめはチューブ型ライト。
光が自然に広がりやすく、ふんわりしたグラデーションを作りやすいので、柔らかな印象のライティングにぴったりです。

パネル型は均一な照明が欲しい時に便利ですが、チューブ型は光の向きや質感を微調整しやすいのが特徴です。
最初は2本セット購入がおすすめ

1本でも明るさは足りますが、2本あると被写体に立体感が出て映像のクオリティが格段にアップ。
背景を均等に照らしたいクロマキー撮影でも2本あると便利です。
気になる点もあり

コスパ抜群のチューブライトですが、CCTモードでのマゼンタ・グリーン細かい調整ができないのが残念なポイント。
他社製ライトと組み合わせる際の色補正で不便を感じるかもしれません。次モデルでの改善に期待したいところです。
また、もう少し長さのあるモデルが出るとさらに使い勝手が良くなりそうです。
まとめ

YAOULIGHTSのミニパネルLR135とチューブ型スティックライトは、どちらも高演色で自然な光を作り出せる優秀な機材です。
初めての照明導入にぴったりの価格帯で、映像制作のクオリティアップに大いに役立ちます。
撮影用照明をまだ使っていないなら、ぜひこの機会に試してみてください。
