今回は、マニュアルフォーカス撮影に便利なフォローフォーカスのお話。
使ってみて感じたことをまとめて置きます!
前回の記事はこちら
ワイヤレスフォローフォーカスの落とし穴
以前の記事で、最初にワイヤレスフォローフォーカスを導入しました。
その時は考えていなかったのですが、
いざ運用を始めると1点大きな問題を見落としていました!!
それは、操作側はバッテリー駆動なので電源はいりませんが、
フォーカスギア側にはUSB給電が必要であるということ。
ボディから給電は出来ないので、
コレを使おうとすると必ず外部バッテリーが必要になるのです。
そのためにVマウントバッテリーも導入しましたが、
まぁコレが重い・・・・・・。
そして線が増えるとややこしい・・・・。
ということで結局使わない日々が続き、フォーカスリングは手動で回していました!
それなら手動のフォローフォーカスにしてみるか!と、
今回手動タイプを導入してみることに!
今回導入した「Neewer フォローフォーカス」
内容物
コスパの高い商品の多いNeewerのフォローフォーカス。
3500円ぐらいとかなり格安!!!
セット内容はこんな感じです。
ベースは15mmロッドシステムに対応しているので、リグを組むときに使いやすいです!
ギアのプラスチック感は使用には問題ないですが、高級感はないかな・・・・!?
ノブの部分。
SmallRigとかと比べると安っぽさはありますが、必要十分。
ギアリングは別途購入がおすすめ
付属のギアベルトは固くて使い物になりません。
使いたいレンズに合わせて、こんなギアリングをつけておくことをおすすめします!
※コレはレンズの外径で、フィルター系ではないので注意してください!!
「外径が62.5mmから64.5mmのレンズ」
「外径が72mmから74mmのレンズ」
組み立て
リグに組み込んでみます!
ギアの噛み合わせも心配していましたが、
問題なく動きます!
やっぱり、直接フォーカスリングを回すより、
断然ピント調整がしやすくなりました!!
ただ、ここでも気づきが・・・・・
使ってみて感じた注意すべきポイント!
直感的にピント調整がしたいので、
理想は、
前に回すとピントが奥に行き、手前に回すとピントが近くに来ると
わかりやすいのですが、
実際は、
手前に回すとピントが奥に行き、奥に回すとピントが手前に来るという逆の状態に。
まぁコレはフォローフォーカスが悪いのではなく、SIGMAが悪い。
らしいです。
キャノンのレンズだとSIGMAとは反対周りらしいので・・・・・。
ワイヤレスフォローフォーカスの場合はフォーカスギアを固定する位置を工夫すれば反対回転にも出来ますが、
この場合は取り付け穴が2つあるので下につけるしかなさそう・・・・
右手フォーカスにすればちょうど反対になりますが・・・・。
ここらへんは今後色々試してみたいと思います!
Smallリグのフォローフォーカスならロッド1本固定なので吊り下げ式にしても良いかもしれません♪
両方使ってみて、おすすめなフォローフォーカス
2種類のフォローフォーカスを使ってみて、
どんなフォローフォーカスが使いやすいかだんだん見えてきたのでまとめてみます!
おすすめはコレ!
私が購入したモデルの上位モデルになります。
基本的には同じみたいですが、フォーカスのストップ位置が決められるタイプになります。
任意の位置にピントを決めておいたり、
ピントリングがぐるぐる回るタイプのレンズにも使いやすいようで、
価格も5000円ほどなので、どうせ買うならこちらのほうが良い気がします!
私が買ったときはこの存在を知らなかったので今買うならこちらを買います!
見た目も機能も満足なモデル!
1万円ほどしますが、満足感は高いと思います。
一点固定なので逆さ吊りもできるのも魅力。
逆を言えば1点固定なので、使用していくうちに、
だんだんレンズからギアが離れていかないかが気になるところでもあります。
ギアを交換して回転速度を変更できるあたりも流石です!!
今のフォローフォーカスが壊れたら、こちらにしたいですね!
少しでも安いほうが良いならコレ
私が購入したモデル。
何より3500円ほどで手に入るので、とりあえず試したい方にピッタリ!
機能的には全く問題ありません!
ギアリングは別途購入必須なのでご注意を!!!