今回は新しい収録メディアを導入したので試していきたいと思います!
前回の記事はこちら
BMPCC4K、6Kに使える収録メデイアは3つ
一般的にカメラで収録するとなるとSDカードに保存するのが当たり前ですが、
BMPCC4K、6Kの場合、使える収録メデイアが広がります。
1、UHSⅡのSDカード
SDカードでも通信速度の速いUHSⅡに対応したカードなら、ポケシネでも収録可能です!
裏側がこんなになってるやつ↓
メーカー推奨で256GBあって一番安いSDカードがコレ。
「4K DCI Blackmagic RAW 12:1 up to 30 fps」まで対応
ただ、4万3000円ほどする・・・・・。
2、Cfast 2.0
Cfast 2.0? あまり聞き慣れないメディアですよね。
私のも始めはさっぱり分かりませんでした。ww
こんなやつです。
だいたいサイズはSDカード2枚分ぐらいのサイズ。
UHSⅡのSDカードとの一番の違いは、
「4K DCI Blackmagic RAW 3:1 up to 60 fps」
という最高画質での収録に対応しているということです!
メーカー推奨Cfastカード
Lexar プロフェッショナル 3500x 128GB CFast 2.0カード 最大525MB/秒の読み取り、映画制作者、コンテンツ作成者用 (LC128GCRBNA3500)
128GBで27000円ぐらい。
ProGrade Digital(プログレードデジタル) CFast 2.0メモリーカード 256GB
256GBで63000円ぐらい。
えっ!?高すぎん!?
というのが私の印象www
よってメーカー推奨品でないCfastカードを購入したので後で紹介します!
3、外付けSSD
もうコレが一番多いと思われます。
私もほどんどコレで撮影しています!
1TBで17000円というかなりハイコスパ!!!
※512GBモデルもありますが、容量の大きいファイル形式で撮影した場合メーカーとしては対応保証していないみたいなので1TBモデルがおすすめです!
しかも外部SSDのいい所は、そのまま編集できちゃう。
素材を移し替える手間がない!!
SSDの中に編集ファイルを作ると、このSSDだけ持ち歩くだけで、
どのPCでも編集が可能になるというのはかなりメリットです!!!
BMPCC4Kの撮影に必要なストレージの容量は?
ここでじゃあ一体どのぐらい容量がいるの?という所。
我が愛機のBMPCC4K、
収録のコーデックはBRAWとProResのどちらか選べますが、
ポケシネを使う以上は、ほぼ全員BRAWを使うかと思います。
後は圧縮率の問題。
私の場合は基本的に固定ビットレートの8:1で撮影しています。
解像度は4K UHD フレームレートは60pというのがよく使うあたり。
この場合約1分で5GBぐらい使います。
はぁ!?ってなります!ww
ちなみに4K DCI 60p 固定ビットレート3:1 という最高品質にすると、
約1分で16GB使うという容量燃費の悪さ・・・・・www
(BMPCC愛が深まるとこの燃費の悪さも可愛くなってきます・・・w)
私の設定(4K UHD 60p 8:1)の場合、
容量 | 収録できる時間 |
---|---|
128GB | 約22分 |
256GB | 約44分 |
512GB | 約1時間30分 |
1TB | 約2時間50分 |
(BRAW必要な容量のがわかるサイトはこちら)
こんな感じになります。
最低でも256GBは欲しい所。
1日取るなら512GB以上はあると安心って感じがします!
今回導入したCfastカード
Cfastカードにしたかった理由
もちろん容量のコスパでは断然SSDが良いわけですが、
以前の記事紹介した装備
この装備をもっとコンパクトにできないものかと・・・
もっと気軽にお散歩に持ち出したいとなると。
やはり外部SSDがちょっと嵩張るわけです。
コスパ◎なCfastカードを発見!!
私がコレを選んだ理由はひとつ!!
256GBで20000円という価格!!
BlackmagicのHPではメーカー推奨には乗っていなかったですが、
レビュー等を見ているとBMPCCに使われている方もいたので試してみることに!
Komputerbay Professional 3700x は使えるのか
一番不安だった相性問題・・・・。
稼働してくれました!
まずはフォーマット
メニューから選んでいきフォーマットをしておきます!
私はMacユーザーなので「OSX Extended」を選択。
カード名を「A100」と名付けてフォ−マット。
3秒押して。
フォーマット完了!!
最高品質(BRAW 4K DCI 3:1 60P)で撮影できるか検証
最高品質で撮影できれば問題ないだろうということで、一番負荷のかかる設定で試し撮り。
コレだと15分で256GB使い切るみたいです!!
すぐPCで確認。
数十秒の動画2つではありますが問題なく使えました!
Cfastカードをデータを取り込むために必要なもの
収録できたCfastカードのデータを取り込むために必要なのが、
カードリーダー。
3000円弱で購入しました!
USBAtoCとUSBCtoCケーブルも付属してきました!
Cfastカードが最大読込 560MB/sなので、それ以上の通信速度は確保したいところです。
こちらのカードリーダはUSB3.1Gen1対応ということで最大5Gbps。
5Gbps=625 MB/s らしいので、
コレで十分かと思います!
もっと高速なものがよかったら、
価格は1万円ほどしますが、
USB3.2Gen2に対応しているので最大転送速度は1250GB/s
かなりスッキリしたポケシネ4K
前回までの最小構成。
Before
Cfastカードを導入してからの構成。
After
更に内部マイクで撮影すれば、
このシンプルさ!!!
めっちゃ軽くてかなり身軽になりました!!
こんなレンズつければ更にコンパクトになるんじゃない!?
次回フォローフォーカスを手動に変えてみます!
今回使った機材まとめ
「CFast2.0カード」
「CFast2.0カードリーダー」