今回は第5回。
BMPCC使いに必須なバッテリー問題の解決に挑みます!!
前回の記事はこちら↓
BMPCC4Kといえば、「バッテリーが足りない」
BMPCC4Kは苦手ことがいっぱい。
かなり使い手を選ぶカメラです。笑
個人的にはそんなカメラのほうが使いこなす感があって好きです。
そんなBMPCC4Kの問題点としてよく上がるのが、
純正バッテリー全然もたない問題。
いろんな方のレビューで散々聞いていましたが、
マジで、電池が持たん!!!!!
ほんとに20〜30分で切れます。(*_*)
でも、ワンカット10秒ぐらいなら、2時間のプチ登山ぐらいなら十分対応できました!
無駄に長回しせずにしっかり狙って撮るので、ある意味いい練習になる気もします。笑
バッテリー問題の解決策3つ
とはいえ、たくさん撮影したい状況もあります。
そんな時用に対策を探しました。
純正互換の「LPーE6」バッテリーをいっぱい持つ
対策、1つ目。
純正のバッテリーと同じ「LP-E6」バッテリーを複数持つという方法。
これの良さは、一番コンパクトなスタイルであること。
BMPCC4Kの場合、60%でも急に切れたりすることがあるので、
バッテリーが60%になったら交換、
という形でこまめに交換すれば結構使えるスタイル。
スナップ的に撮影したい場合はこれが一番好きなスタイルです。
Fバッテリーを使う(NP-F970)
こちらもまた使い勝手の良いFバッテリーになります。
LP-E6バッテリーの約3,5倍ぐらい容量があります!
ちょうど純正バッテリーとVマウントバッテリーの中間といった感じかと思います。
バッテリーの持ちは良くしたいけど、重くはしたくない場合はこちらが最有力候補となりそうです!
モニター類もこちらの規格のバッテリーを使う物が多いので、
何個か持っておくと便利なバッテリーですね!
私はまだ導入していないので、はっきりした使用感はわかりませんが、
比較的こちらのバッテリーを組み合わせて使用されている方も多い気がします。
動画ではモニターにF970バッテリーを装着後、
モニターからBMPCC4kへ電源を送っているみたいですね。
直接BMPCC4Kで使うにはこちらのアダプターが必要になります!
プロ御用達のVマウントバッテリーを使う
こちらが本題のVマウントバッテリー。
バッテリーの心配をしたくない!
いろいろな機器に給電したい!
そんな私のニーズに答えてくれるのがこのバッテリー。
最大のデメリットはめちゃ重いこと・・・・・・。
今回購入したVバッテリー「SOONWELL B-98V」
バッテリー本体はこんな感じ。
結構存在感があります。
端子類と充電器
Vマウントバッテリーは端子は一般ではあまり知られていない、Dタップという端子になります。
なので、専用の充電器が必要になります。
バッテリー本体にある端子は、Dタップが2つとUSBポートが1つになります。
(※USBポートの出力はDC6.0V/2A)
BMPCC4Kと接続する(D-Tap-Weipu 2ピンメス-Pタップ)
そしてこれも必須になる、BMPCC4KとDタップ端子をつなぐために必要なコード。
とりあえずこれで、カメラとバッテリーを接続し、充電することも可能になります。
Vマウントバッテリーを固定する「SOONWELL Vマウントプレート」
上記の3点でとりあえず稼働はしますが、固定ができない。
ということで必要になるのがこれ。
Vマウントプレート。
こうやって、ガチャンコすれば接続できる便利グッズ。
私のこだわりは可倒タイプであること!!!
これについては装着のときに解説します!
プレートを付けることで、接続端子も拡張できます!
5V、7.2V、12Vと14.8V D-タップ出力が可能!!
各種ケーブルも付属していました!
そしてスイッチも付いているので、一括して電源のオンオフができるのも良いところ!
極力機材のスイッチは減らしたいです!
BMPCC4KにVマウントバッテリーをつけるのにまだまだ道のりは続きます。
Vマウントバッテリーの取り付けと必要なリグ
それでは、BMPCC4KにVマウントバッテリーをつけていきます!
①ベースを作る
まずはこの土台を作ります。
必要なパーツはこの2つ。
ベースの上にアルカスイスのクイックリリースプレートをつけるのは、
カメラ単体で稼働させる時、脱着しやすさを考えて取り付けています。
なのでもちろんBMPCC4Kの下部にもプレートを取り付けておきます。
もうちょっと大きなタイプでも良かったな・・・・・。
②ロッドを通していく。
それではまず、Vマウントバッテリーとプレートのセットに、
ロッドを通していきます。
私が購入したのは40cmのタイプ。
結果ちょうどピッタリサイズでした!
ここで先程のこだわりポイント!!
可倒式なので、このように立ち上げることも可能!!!
BMPCC4Kのモニターが見やすくなったり、カメラに近づけてセッテイングすることもできます!
③ベースを固定。
次にベースを固定します。
④レンズサポートを固定。
ここからは使うレンズやフォローフォーカスをつけるかどうかで変わってきますが、
今回は、SIGMAの18-35のレンズをつけるので、アダプターと組み合わせるとなかなかの重さになります。
そして長さもあるので、支えていないとフォローフォーカスを使ったときにレンズが微妙に動いて、映像が揺れる。
そんな理由で装着しています。
⑤ワイヤレスフォローフォーカスコントローラーを取り付け。
前回導入したワイヤレスフォローフォーカスを取り付けていきます。
ただ付属していたパーツではロッドに取り付けできないので、これを買いました。
TILTA Nucleus-Nano Hand Wheel 15mm Rod Adapter (WLC-T04-HWC-15)
ただこれもAmazonで買うと7000円ぐらいするので、
アリエクスプレスでフォローフォーカスを買うときに一緒に購入しておいたほうが良いかと思います!
ロッドの左側に取り付けます。
⑥ワイヤレスフォローフォーカスモーターの取り付け
一番前の部分にフォローフォーカスのモーターを取り付けます!
モーターは左側に固定。
右側のほうがスマートなのですが、
フォーカスコントローラーを前方向に回すと奥にピンが行き、
後ろに回すと手前にピンが来るようにしたかったのでこの向きになりました!
⑦ケーブル類の接続
組み上がったのであとはケーブルをつなぐだけ。
Vマウントプレートから、Dタップ、AC12Vを
BMPCC4K本体、
モニターに接続。
USB5Vを、
フォーカスモーターに接続。
モニターとBMPCC4KをHDMIケーブルで、
SSDをUSB-Cで接続すれば完成!!
Vマウントバッテリーの使用感
このアングルカッコイイ!!!笑
これで安心して撮影することが可能になりました!!!
ただひとつ、
重い。
重量を測ってみると。
4.8キロ・・・・・・。
そら重いはずだ・・・・・。
確かにブレはしにくくなりましたが、なかなか長時間の撮影は辛い・・・・・。
ショルダーリグいくか!?笑
そもそもレンズが重いんよなぁ・・・・・。
次回はマイクの装備についてご紹介したいと思います。
《今回紹介した機材のまとめ》
「Vマウントバッテリー」
「VマウントバッテリーとBMPCC4Kをつなぐケーブル」
TILTA Nucleus-Nano Hand Wheel 15mm Rod Adapter (WLC-T04-HWC-15)