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■ Origin Plus Videoの基本スペック

重量1.6kg、耐荷重5kg、最大高153.5cm、パイプ径32mmという、いわゆる“中途半端”とも言えるスペックの三脚。
6万円という価格を聞くと、入門者は「そんなにするの?」と驚き、沼の住人は「平凡だね」と思うかもしれません。
正直、私も初めは期待薄でしたが、実際に使ってみると、この絶妙なバランスが想像以上に便利だったんです。
■ 三脚沼がある理由

三脚は太く重いほど安定しますが、持ち運びが大変。
逆に軽量にすると安定感が犠牲になります。
機材の重さや撮影スタイルに合わせて最適な一本を探すうちに、いつの間にか複数本が必要になる――まさに“三脚沼”です。
その中で「とりあえず万能」が求められるのが、FotoproのOrigin Plusシリーズ。
■ 絶妙な重量と足の太さ

この三脚の重量は1.66kg。
トラベル三脚としては重く、安定重視の現場用としては軽め。
旅行の場合、普段は800g台のトラベル三脚を使うことが多いのですが、しっかり撮影したいときは軽量機は出番なし。
野外での本格的な撮影時の持ち運びと安定感の両立が求められるときこそ、このOrigin Plusが真価を発揮します。
- パイプ径32mm:安定感◎
- 収納時全長50.5cm:持ち運びやすい
- 重量1.6kg:ギリギリ持ち運べるサイズ感
この絶妙なスペックがあるからこそ、「持ち運びながらしっかり撮影したい」ニーズに応えられます。
■ センターポール&工具内蔵のアイデア

センターポールは人によって不要派もいますが、私は必須派。
微調整しやすく、目線の高さから超ローアングルまで自在に切り替え可能です。
- 最大伸長:160cm(実測値、レベラー+アルカスイスプレート装着時)
- 最低高:23cm(実測値)

さらに驚きなのが、収納式の六角レンチ。

なんと本体内部に2本の六角レンチをマグネット式で収納可能になっているんです。
メンテナンス用工具が迷子にならず、しかも落下しにくい設計は非常に実用的でした。
収納時は長さ55cm、直径10cmほど。トラベルケースにも収まるサイズ感でありながら、幅広い撮影シーンに対応できます。
■ 小型ビデオ雲台の実力

Origin Plus Videoにはビデオ雲台が標準装備。
軽量・小型ながら、パン・チルト操作の滑らかさは想像以上です。
大型の雲台ほどの精度はないものの、数カット分のパン操作やチルト操作であれば十分実用レベル。
・カウンターバランスやトルク調整機能は非搭載。
・レベラー未搭載。
■ 気になるポイント

- 水平出し機能なし:別途レベラーが必要
- 縦位置変換の固定が緩い場合あり
大きな欠点ではありませんが、高品質な製品ゆえに細かい部分が目につきます。
ビデオ用途で水平出しを多用する場合は、小型レベラーの併用をおすすめします。
■まとめ:Fotopro Origin Plus Videoは買いか?

決して安い価格ではありませんが、この絶妙なバランスこそが魅力。
一本持っておけば、“三脚沼”に引き戻されることなく、さまざまな撮影シーンをカバーしてくれます。
製品が気になる方は、下記リンクからチェックしてみてください。