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カメラバッテリーの選び方!実際何時間撮れるか検証してみた!(F570,F970,Vバッテリー)

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動画制作において、ネックになるのがバッテリー。

写真と違って、いろんな機材を使うこともあり、バッテリー問題は必須となります。

 

実際どのバッテリーがどのくらい持つのか把握していなかったので、今回は検証してみました!

 

 

検証に使ったバッテリー

①CANON系LP-E6

BMPCC4Kに搭載できるバッテリー。

大体1個1300円ぐらい。

スペックは7.2V、2040mAhで14.7Wh。 

②SONY系F570(550)

LP-E6より少し容量の大きい3000mAh

値段は1個あたり1500円ほど。

スペックは7.2V、3000mAhで21.6Wh。 

③SONY系F970

SONY系バッテリーの中で最大級の容量を誇る970バッテリー。

商品によってばらつきはありますが、こちらは7800mAh

(商品のタイトルは8800mAhになってますが実際は7800mAhでした)

1つあたり3500円ほど。

スペックは7.4V、3000mAhで57.7Wh。 

④Vマウントバッテリー

業務用といえばコレ。

すべての電源をまかなえるドデカイバッテリー!

1つあたり20000円前後。

スペックは14.8V 6600mAhで98Wh

 

検証条件

検証に使ったカメラ

検証に使ったのはバッテリーが持たないことで有名なBlackmagicPocketCinemaCamera4K。

このカメラで、ダミーバッテリーと12V給電の2つのパターンで検証してみました!

検証内容

検証①【カメラとプラグインパワーの3.5mm外部マイクの最小構成】

 

①LP-E6のみ

②ダミーバッテリーを使用したF570

③ダミーバッテリーを使用したF970

④12Vの外部給電をしたF570

⑤12Vの外部給電をしたF970

検証②【カメラ・外部モニター・ワイヤレスフォローフォーカス・XLR(ファンタム電源使用)マイクの本格装備】

 

①LP-E6と12V給電のF570

②LP-E6と12V給電のF970

③LP-E6とVマウントバッテリー

 

検証動画

検証した動画がこちら

 

結果はいかに!?

ダミーバッテリーより12V給電のほうが伸びる!?

LP-E6F570 F970
ダミー31分33分140分
12V35分165分

 

同じバッテリーを使っているから一緒かと思いきや、

12Vのほうが伸びるという結果に!!

 

コレは意外な結果になりました!

 

ガチ装備だと、どうなる!?

検証②は比較的ガチな装備ですが、

F550 F970Vバッテリー
カメラ69分171分240分
モニター73分315分217分
フォローフォーカス42分153分217分

 

※カメラの駆動時間が長いのは、最後LP-E6のバッテリーを使うからです。

BMPCC4Kの場合、ファンタム電源でマイク接続している場合ノイズが入るので注意が必要です。

 

実際の使い分け

ということで、使い分けとしては、

用途別バッテリー選び

とにかく軽量。スナップ撮影」

3.5mmマイクとLP-E6の組み合わせで複数個バッテリを持っておく。

 

「ランアンドガンスタイルで極力軽く、でもバッテリーの持ちをよく」

F970を使う。2時間ぐらいならいけそう。

 

「3時間超えの撮影。三脚をどっしり構える」

Vバッテリー。いろんなバッテリーを持っていかなくていい。