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カメラ

オールドコンデジ、LUMIX FX33を使ってみた感想。

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今回は17年ほど前にLUMIXから発売されていたFX33というオールドコンデジを使ってみたのでその使用感をまとめてみたいとおもいます。

オールドコンデジの気になるポイント

オールドコンデジを探す場合に気になるポイントを考えてみると、

気になるポイント
  • どんな写りをするのか?
  • 持ち運びやすいサイズか?
  • 動画も撮れるのか?
  • 記録メディアや電源は不便じゃないか?
  • そもそもいくらで買えるのか?

以上の5つぐらいかと思うので、この動画ではそれぞれ分けて説明したいと思います。

最後に1点、使っていて困ったところもあったので合わせてご紹介したいと思います。

 

どんな写りをするの?

画角

このカメラには、35mm換算で28mm-100mmのレンズが搭載されています。

これは、よく使う焦点域を殆どカバーしていますが、逆にいうと

特に広くもなく望遠感がでることもない焦点距離で、普通に撮れるといった印象でした。

一般的なスナップ用途であれば問題ないですが、自撮りだと少し狭さを感じたり、野鳥撮影や運動会で使えるほど望遠が強いというわけではありません。

最短撮影

料理や花を撮る場合グッと寄りたくなりますが、

このカメラの最短撮影距離は通常モードで50cm。

ただしマクロモードにすることで広角側だと5cmまで寄ることができます。

望遠側でも30cmまで寄れるので、私の使用環境では寄れなくて困ることはなかったですが、

他のモデルだと数センチまで寄ることができるコンデジも有るようなので特に寄って撮ることが多い方の場合は別のカメラのほうがいいかもしれません。

ISO感度のノイズ

このカメラのISO感度は100から1600まで。

ノイズの傾向を見比べてみると200以降からノイズが目立ち始め、1250以降はかなり強くでるようです。

個人的な好みとしては、ノイズが少ないほうが好きなので、このカメラの場合ISO100に固定することが多かったですが、

オールドコンデジらしい少し古い雰囲気を出したい場合はISO800ぐらいまであえて使ってもいいもしれません。

設定で上限を決めることができるので好みのノイズ感を上限に設定して使ってみてもいいかもしれません。

フィルター

このカメラを使う場合、後で色編集するというよりは、極力撮って出しでいい感じに仕上げたくなりますが、

FX33にはカラーモードが7種類搭載されています。

個人的に好きなのがウォームというカラーモード。

ウォームに設定しておいて、露出補正で1/3段か2/3段暗めにして撮影すると、

オールドカメラっぽい写真がとれる気がして今のところお気に入りの設定になっています。

フラッシュ内蔵

FX33はフラッシュを内蔵しているので、直射ストロボならではの描写も可能です。

個人的にはISO感度を上げてノイズをすこし乗せ、フラッシュを焚いて人物を撮ってみるとちょっとエモくなる感じがします。

 

携帯性は?

発売当時、世界最薄のコンデジとして発表されただけあって、本体はかなり小さくコンパクトなデザインになっています。

感覚としては、ぶ厚めの名刺入れぐらいのサイズ感。

重量も160g以下で、iPhoneの通常モデルと同じか少し軽いぐらいの重さなので

持ち運ぶストレスは感じないレベルだと思います。

(幅 約94.9×高さ 約51.9×奥行 約22.0mm(突起部を除く)

(約132g(本体)、約154g(メモリーカード、付属バッテリーパック含む)

動画は撮れる?

動画に関しては、一応撮れなくはないですが、最高画質が848×480の30コマという動画になるので現在のSNS環境だと流石にきびしいかと思います。

動画ではありませんが、写真に音声をつける機能が搭載されているので、こちらを使ってみるのももおもしろいかもしれません。

SDカードやバッテリーは大丈夫?

オールドコンデジだとネックになるのが電源と記録メディアですが、

FX33はSDHCカードに対応しているので今でも安価に購入できます。

 

緊急用程度ですが、内蔵メモリーも搭載されているので最高画質で8枚は撮影可能でした。

 

バッテリーは社外品がまだ数多く発売されているので、とりあえずバッテリーに困るということはことはなさそうです。

 

純正バッテリーの場合、バッテリー1つで280枚ほど撮影可能らしいので1日で1,2本あれば十分かと思います。

価格は?

オールドコンデジの良さの一つが買いやすい価格ですが、

FX33は今のところ、中古相場だと5000円から1万円以下ぐらいで取引されているようです。

オールドコンデジとしては安い部類に入るのではないかと思います。

使ってみて気になったところ

時代を考えると大きな不満はないですが、使っていて気になったところがありました。

一番感じたのが背面液晶のみにくさ。

TFT液晶を採用しているということもあり、角度が変わるとかなり見にくくなります。

正面で構えると問題ないですが、ちょっとずらすとほぼ見えません。

これが一番使いにくさを感じる部分でした。

 

 

ということで今回はオールドコンデジLUMIX FX33を紹介しました。

オールドコンデジライフの参考にしていただければ幸いです。