今回は「カメラとレンズ一本」を持ち運ぶのにピッタリな、カメラバックをご紹介したいと思います。
動画でも紹介しています。
ミニバックが欲しくなった理由
私が最近良く持ち運ぶのがLUMIXのS9にオールドレンズの単焦点を組み合わせたセット。
「撮るかわからないけど、とりあえず持って出る」という状況でギリギリ持てる大きさです。
このカメラを以前紹介した、ユニクロのショルダーバックに入れて持ち運んでいましたが、
生地が薄く、カメラが体にあたって痛かったのと、保護能力が低く、持ち運ぶ時に不安感が出てきました。
かといって、カメラバックを持つとなると重いし、
使うかわからない状態で持って行くにはかさばりすぎる・・・・
ちょっとしたお出かけに、財布と携帯とカメラとレンズ一本だけが入るバックが欲しかったわけです。
OneGo クラウドバッグ Mメリット
カメラバックらしくないデザイン
このカメラバックらしくないデザインに目を惹かました。
私はS9の運用を、極力、カメラ感をなくして使いたかったので、
カメラバックに見えないこのサイズとデザインはピッタリでした。
このレザー風の生地、柔らかく少しクタッとなる感じがおしゃれにみえました!
バックインバックにもショルダーバックにもなる
単品でバックとして使えるのはもちろんですが、
バックインバックとしてそのまま大きなカバンに収納できるというのもかなり便利なポイントです。
大きいバックで持ち運んで、必要なときだけこのバックを持ち出して動き回ればいいので旅行にもぴったりなカメラだと思います。
購入前に気になっていたところ
どれぐらい入る?
気になる容量ですが、私の目的としていた、
S9とNOKTON40mmの組み合わせに財布と携帯を入れてみるとコレぐらいの感じ。
ちょうどいいゆとりがあり、カメラも取り出しやすくジャストサイズでした。
この状態のカメラの大きさは、長さ11.5cm、幅13cm、高さが9.5cmでした。
S9と24−105mmのレンズ(長さ18cm、幅13cm、高さが9.5cm)の組み合わせが、パツパツになりますがギリギリ入るといった感じでした。
カメラとレンズをあわせた長さが、15cmだとギリギリ携帯をいれる隙間があるぐらいなので、実際は14cm以下までがちょうどいいかと思います。
S5Ⅱの場合は20-60mmと組み合わせたサイズ(長さ17cm、幅13cm、高さが11cm)でギリギリ口が閉まるサイズ感でした。
長さが14cmぐらいまでのレンズと組み合わせると財布や携帯と一緒にいれることができそうですが、
S5Ⅱのようなペンタ部が盛り上げっているタイプのフルサイズカメラにはすこし窮屈なバックかもしれません。
カメラとレンズの組み合わせた大きさが、長さ12cm、幅13cm、高さが10cmぐらいまでに収まるのであれば、
財布や携帯と一緒に持ち運ぶのにちょうどいいサイズ感のバックになってくれると思います。
クッション性は?
生地が薄そうで気になっていたクッション性ですが、実際触った感じはちょうど良かったです。
もちろん、しっかりしたカメラバックほどの頑丈さはないのでぶつけるとダメだと思いますが、ラッピングクロスを巻くぐらいの安心感はあります。
厚みの感覚は、タオルを3重4重に重ねたぐらいのクッション性だと思ってもらうといいかもしれません。
このクッション素材のお陰で、カメラの角張った部分が体にあたっても痛くはなく、
持ち運ぶ不安がだいぶ軽減しました。
外の生地の質の高さはさきほどお伝えしましたが、
内側の質感もよく滑らかで触り心地のいい生地が気持ちいいとおもいます。
実際に使って感じた部分
開け閉めしやすい
作り込みの高さを感じたのが口の部分でした。
マグネット構造になっており簡単に開け閉めすることができます。
中央部にロックシステムが搭載されているので、左右に引っ張っても口が開くことはなく、
ベロの部分を持ち上げることで、簡単に開けることができます。
開閉の多いこういったバックにピッタリなシステムだとおもいました。
口の両端にもマグネットがしこまれているので、きれいに口がしまるというのも精度の高さを感じました。
小物収納付き
メインの荷室は、2つに分ける区切りが縫い付けられています。
Sサイズのモデルは取り外し可能なようですが、Mサイズでは固定されています。
区切りの位置は十分可動するので、固定されていても気になることはありませんでした。
側面には1つ小物入れが用意されており、
このポケットの入口にもマグネットが仕込まれているので、
中のものが飛び出しにくく、使いやすい仕様になっているとおもいます。
欲を言えばもう少し深さのあるポケットを反対面にもつけてもらえると、嬉しかな。
小物入れは深さが浅く、携帯など長さがあるものはしまいにくかったので、もう少し大きめのポケットがあるとさらに使いやすくなるとおもいます。
AirTagポケット
内部には盗難防止用のAirTagを隠しておくスペースも用意されていています。
ストラップが外せる
付属のストラップを外すことで、バックインバックやハンドバックになるのが魅力ですが、
ストラップをカメラに付けてカメラストラップにしてしまうと、ハンドバックにするときにつなげるカラビナがなくなってしまうので、
もう一つ予備でカラビナを用意しておいていただけると嬉しかったです。
ということで今回は、PGYTechのOneGo クラウドバッグ Mをご紹介しました。
カメラバックとしてはすこしニッチなカバンかと思いますが、日常でカメラを持ち運びたいユーザーにとってはかなり刺さるバックかと思います。
カメラバック選びの参考にしていただければ嬉しく思います!