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Llano充電器がLUMIXに対応!純正充電器と比較検証

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今回は話題のllano充電器がLUMIXに対応したとの連絡を受け、

実際にその性能や使い勝手を純正充電器と比較しながら検証してみました。

検証結果や使用感を交えながらお伝えしていきます。

※電子機器の専門家ではありません

動画でも紹介しています

 

外観と設計の違い

まず、純正充電器とLlano充電器の外観や設計について見ていきましょう。

LUMIX純正バッテリーには4つの端子があり、プラス端子とマイナス端子に加え、

T端子(バッテリーの温度管理用)とD端子(セルバランス管理用)が備わっています。

純正充電器はこれら4つの端子を使って充電管理を行いますが、

Llano充電器はプラス端子とマイナス端子の2つのみを使用しています。

 

また、純正充電器はバッテリー背面の端子を使用するのに対し、Llano充電器は底面の端子を使用する設計です。

ただし、カメラ本体も底面の端子を使用するため、この点で大きな違いはないかもしれません。

Llano充電器の販売ページには、過充電や過電圧、過電流、過放電、ショート防止機能を搭載し、PSE認証もクリアしていると記載されています。

純正充電器とは異なる充電制御方式を採用している可能性があります。

充電性能の比較

次に、充電中のワット数や充電時間を比較してみました。

検証条件

  • 使用バッテリーは同じもの
  • 0%から100%までの充電
  • 環境条件:気温16度、湿度60%(100均の湿度計のため精度は参考程度)
  • 充電ケーブルとアダプターは同一

※バッテリーを0%まで使い切るのは負担が大きいため、この比較は一度きりのデータとなります。その点はご了承ください。

充電時間

Llano充電器は急速充電に対応しており、インジケーターが点滅すると通常充電、点灯すると急速充電を示します。

純正のアダプターからLlano充電器に給電した場合、急速充電が機能しました。

Llano充電器:2時間15分で充電完了

純正充電器:2時間21分で充電完了

その差はわずか6分でした。

llanoはバッテリー2本を3時間で充電できる(メーカー公称値)ようなので、

2本充電するとなると、llanoが有利になると思います。

 

消費電力の動き

純正充電器開始時9W、60分後に80%達成、70分後に11Wをピークに徐々に低下し、2時間20分で充電完了。

充電完了後は電源が遮断。

 

Llano充電器開始時12W、41分後に13Wをピークに徐々に低下。50%充電達成時点で純正充電器より遅れを取るも、最終的に2時間15分で充電完了。

充電完了後も1.5Wの消費が継続。

Llano充電器のメリット

同時充電が可能:Llano充電器は2つのバッテリーを同時に充電できます。純正充電器では1つしか充電できないため、効率的です。

持ち運びやすさ:純正品はアダプターやケーブルが多くかさばりますが、Llano充電器は蓋付きでバッテリーを収納でき、モバイルバッテリーでも充電が可能です。

また、以前は蓋を閉じた状態で振るとバッテリーが外れる問題が指摘されていましたが、現在は蓋内側のクッション材やバッテリーサイズの工夫により、この問題は解消されているようです。

改善への期待

今後、Llano充電器に期待するポイントは2つ

・温度管理やセルバランス管理が可能な端子の搭載

・内蔵バッテリー付きモデルのLUMIX対応版の登場

これを叶えてくれると嬉しいです。

今回の検証結果は十分なデータとは言えない部分もありますが、少しでも参考になれば幸いです。皆さまの感想やアドバイスもぜひお聞かせください。