どっちを選ぶ?リュック派 vs トローリー派

カメラ機材を持ち運ぶとき、背負うスタイルか、引っ張るスタイルかでバッグの選び方が変わってきますよね。
今回は、PGYTECHの人気モデル「OneMo 2 BackPack 35L」と「Roller Camera Backpack」を、実際の使用感も交えて比較しました。
この内容は動画でも紹介しています
結論:使うシーンによって最適解が変わる

まず結論からお伝えすると、
- 長距離を歩くなら → OneMo 2 BackPack 35L
- 舗装された場所での移動が多いなら → Roller Camera Backpack
僕は撮影場所までのアクセスがスムーズなことが多いので、ローラーで楽に移動できる「Roller Camera Backpack」を選ぶことが多いですね。
サイズと容量の違い

見た目はそこまで差がないものの、収納力では「OneMo 2」にやや軍配が上がります。
- OneMo 2:35L(拡張+10L)
- Roller:30L(拡張+10L)
内部サイズ:
- OneMo 2:51×33×15.5cm
- Roller:49×36.5×14cm(ローラー出っ張りあり)
収納の自由度や深さは「OneMo 2」の方がやや余裕があります。
拡張性と開閉スタイルの違い

両者とも10Lの拡張が可能ですが、開き方や取り出しやすさに差があります。
- OneMo 2:全体が大きく開くので、大きな機材も出し入れしやすい
- Roller:上部のみ開く構造でポケットあり
「OneMo 2」には外付け用のベルトループもあり、三脚なども外に固定できます。
ポケットとアクセス性能

細かいアクセサリーを整理するには「OneMo 2」が圧倒的に便利です。
- OneMo 2:ポケット多数+上部&両サイドにアクセスドア付き
- Roller:ポケットは少なめ、外側の三脚ホルダーのみ

特に移動中に機材をサッと取り出せる「アクセスドア」は「OneMo 2」の大きな魅力ですね。
PC収納と保護性
どちらも16インチノートPC対応の二層構造ポケットを搭載。ただし、背負いやすさは「OneMo 2」が上です。

- OneMo 2:クッション性が高く、ウエストベルト付き
- Roller:肩ベルトは収納可だが、クッション性はやや控えめ
仕切りとレイアウトの自由度
中のパーティションにも違いがあります。

- OneMo 2:多様な形状の仕切りで柔軟にレイアウト可能
- Roller:シンプルな仕切り構成
僕はシンプル派なので、個人的にはRollerのパーティションも好みではあります。
付属品と価格

それぞれに異なるサブバッグとレインカバーが付属しています。
- OneMo 2:5Lのサブバッグ付き(単体使用可)
- Roller:アクセサリー整理用のガジェットケース付き

価格は以下の通り:
- OneMo 2 BackPack 35L:33,000円
- Roller Camera Backpack:46,200円
価格差を考えると、「OneMo 2」のコスパはかなり高いと言えます。
まとめ:どちらがあなたのスタイルに合う?

最終的には、使うシチュエーションで選ぶのがベストです。
- 徒歩移動や機材の出し入れが多い → OneMo 2
- 空港・駅など舗装エリアでの移動が多い → Roller
どちらのバッグもよく考えられた設計で、本当に使いやすいです。この記事が、あなたのバッグ選びの参考になれば幸いです。