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撮影機材

【2023年版】AccsoonかHollyland、映像転送装置買うならどっちのどのモデル!?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

ワンペの撮影だと画角チェックが大変になり、そろそろワイヤレス映像転送装置が欲しくなるこの頃。

 

今回はフリーのビデオグラファーでも手の届く範囲の映像転送装置のスペックを比較してまとめておきたいと思います。

比較する映像転送装置

比較的手の届く価格帯で、ワイヤレス映像転送装置を販売してるメーカーと言えばこの2社かと思います。

Accsoon(アクスーン)

2023年2月現在、Accsoonが発売している映像転送装置は、

CineView SE・CineView HE・CineView Quad

の3機種となります。

Accsoon Webサイトより

Hollyland(ホーリーランド)

一方、Hollylandが発売している映像転送装置は、

Mars4K

Mars300pro

Mars400sPro

Hollyland Webサイトより

の3機種になります。

 

探すにあたって何が何やらといった感じだったので順番に解説していきたいと思います。

おすすめは「CineView HE」か「CineView Quad」

結論は、この2台

結果から言うと、

自分のが購入するのは「CineView HE」か「CineView Quad」のどちらか、かと思います。

「CineView HE」

 

「CineView Quad」

 

自分の中で求める機能は、

・iPhoneやiPad、外部モニターでモニタリングが可能であること

・遅延が少なく違和感ができるだけ少ないもの

・できるだけコンパクトであること

ここを叶えてくれる映像転送装置です。

Accsoon CineEye 2もありましたが現在発売されていないため、今回の候補からは外れました。

「CineView HE」と「CineView Quad」ができること。

この2台、共通でできることは

・HDMIの入出力

・1080p 60pでの転送

・アプリを使えばiPhone・iPad・M1を積んだMacでモニタリング可能

・最大4台まで接続

・0.06秒の低遅延

この5つが大きな特徴かと思います。

この5つができることが私のワイヤレス映像転送装置に求める内容にマッチしたので、

この2機種どちらかが私の相棒となってくれそうです。

 

 

「CineView HE」と「CineView Quad」違い

かなりできることが似ているこの2機種ですが、違うところが7箇所あります。

 CineView HECineView Quad
アンテナ取り付け型折りたたみ式
SDI端子
USB-C電源
伝送距離350m150m
ループアウト
USB-Cライブストリーミング不可

 

こんなところになります。

つまり、SDIを使わない私はCineView HEが一番機能的にはピッタリですが、

唯一気になるのはアンテナの取付。

 

4本のアンテナを毎回外でネジ式をクルクル回すのは億劫になりそう・・・・・。

アンテナを付けなくても150m・・・・50mでもいい・・・・。

転送してくれたらCineView HEで心が決まるのになぁ・・・・

 

気になる価格は、

CineView HE    64,500円

CineView Quad   68,600円

となっています。

 

遅延を最大限減らしたいなら「CineView SE」

0.05秒という業界でもトップクラスの低遅延性能を持った転送装置。

CineView HEの機能とほぼ同じですが、端子にSDIが追加されている分プロユースになっています。

その分HDMIのループバックやUSB-Cでの映像出力はできないみたいです。

価格は88,000円ほど。

 

 

Hollylandはどうなの!?

最初に触れたHollylandですが、何点か引っかかるポイントが有りました。

Mars300Proはどう?

Mars300Proは遅延が0.1秒と一世代前でレビュー動画を見ている感じ若干遅延が気になること。

スマホやタブレットではモニタリングできますがPCでは対応していない

(M1以降ならiPhone、iPadのアプリをインストール可能かも!?)

接続台数はHDMI1台+モバイル2台なので十分。

(または受信機無しで3台)

中古だと35,000円ぐらいであったりすることもあり、この価格で買えたらコスパ高いですが新品だと66000円するので、それならAccssoonがいいかなといった感じ。

 

Mars400sProはどう?

Mars400sProは300ProにSDI端子が追加されているのが大きな違い。

接続台数が受信機無しで最大4台まで対応したのも進化ポイント。

ただ価格が9万円を超えることを考えるとAccssoonのコスパの高さが目立ちます。

 

 

Mars4Kはどう?

0.06秒の低遅延。しかも4K30Pを転送可能なのでここはAccssoonを凌駕する機能!

転送距離が150mとCineView HEよりは弱いですが、CineView Quadとは同等。

お値段が110,000円とお高いので4Kを転送したい場合でなければAccssoonで十分かも。

4K転送して外部モニターで収録するとかしたら最強ですが・・・・。

 

MarsM1が最強!?

映像転送装置つきモニターとして発売された「MarsM1」

伝送距離が150m、伝送遅延は0.08秒、解像度は1080P、明るさは1000nit 

送信機にも受信機にもなるこのモニター。

Hollylandの転送装置と組み合わせるなら、かなり最強のモニターになりそうです!

モニターに転送装置の受信機付けなくていいのは神だと思う!!

送信機として使うときも機材が1つ減るし、モニターとして受信するときも機材が1つ減るのはメリット。

 

ただ個人的な使い方的に、外部モニターを使わずiPhoneをチェックモニターとして使いたいぐらい身軽に行きたいときには使えないのがデメリット。

 

ただこのモニターを使いたいがためにHollylandで揃えておくのも有りかもしれません。