デザインが抜群にかっこいい。
SIGMA fp ですが、Lマウントユーザーなら必ず1度は気になる機種かと思います。
私は、所有するLUMIX S5Ⅱと2台体制に使えないかと、
以前から気になっていたので実際に使ってみましたが、運用上、気になる事があったのでまとめておこうと思います。
4K.movの罠。
作例
まずは作例をご覧いただければと思います。
太陽が差し込み、明暗差の激しい場面だとめちゃくちゃ飛びまくってます・・・・。
編集時に露出補正をしようとして、焦りました・・・・。
全然戻ってこないやん・・・・・。
MP4じゃなくてmovファイルだったの勝手にある程度余裕が有ると思っていましたが、
違うようです。
CineDの記事によると、MOV形式のダイナミックレンジは8stopみたいです。
この記事を見てなるほど!と思いました!
それでfpで動画を撮る人たちはみなDNGで撮影するんだと。
MOVでも明暗差が少ない場面なら使えますが、
なかなか映像をしっかり撮るには流石に狭すぎる印象です。
CinemaDNGで内部収録するなら
内部収録可能なフォーマット
SIGMA fpの場合、収録可能な形式は
・SDカード
UHD 8bit 25 p以下, FHD 12bit 59.94 p以下
・外部SSD
UHD 12bit 29.97 p以下, FHD 12bit 100 p以下, FHD 8bit 119.88 p以下
となっています。
つまりfpが本領を発揮できるのは外部SSDへ収録することが必須になってくるわけです。
これは使う前からわかっていましたが、
まさかMOVがここまでとは思っていませんでした・・・・。
自分がfpを運用するなら
外部SSDに収録するのが一番いいということは痛感しましたが、
やはり、SIGMA fpの魅力はコンパクトで小さいこと。
この軽量を武器に運用したい筆者としては、
外部収録は避けて内部収録が可能な、FHD 10bit の CinemaDNGで収録を試みることに。
作例
RAWのメリットを活かす
上記の動画は、FHDのCinemaDNGで撮影しているので、4Kと比べると解像感におとります。
しかし素材がRAWであるのでDaVinciResolveで現像が可能。
ということで、
DaVinciでRAW現像でシャープネスを上げて
更にFHDから4Kにアップスケールしています。
いやぁすごい時代ですね!
こうすることでFHDでも比較的解像感の高い映像になったと思います。
別の気になる問題点
今回撮影してみて気になったのはこのシーンの背景のモヤモヤ動く感じ。
この現象がわかりませんでした、、、、、
もう一度レンタルしてみて検証するか・・・・・