前回望遠大三元ズームをつかった結果描写は最高でしたが、
重さの問題があったため、
今回は小三元レンズである、F4レンズを試してみることにしました。
まずは作例
以下の写真はすべてJpeg撮って出しになります。
夜間
F4レンズなので夜間は弱いかと思いきや、
↑ 設定 (f4,SS1/60,ISO6400)
結構使えそうな雰囲気。
金属の描写が結構好みです。
f2.8ほどの明るさを求めると厳しいかと思いますが、
実用上は結構使えそうな感じがします。
日中
f2.8と差が出にくくなる明るいシーンで撮影しました。
f2.8程はボケないものの望遠レンズなので背景との分離はしやすいです。
Lumixらしい色乗りが楽しめるレンズだと思います。
個人的にはこの砂浜のシルキーな写りは好みです。
LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.
ということでココで良いところ悪いところをまとめてみます。
良いところ
1,現実的な重さ
F2.8レンズで最大の欠点になった重さですが、
このレンズは約1キロということもあり、ギリギリ持ち運べるレンズ域だと感じました。
1キロなので決して明るいレンズだとは言えませんが、望遠レンズであることを考えると、持っていてツラくなるほどの重さではなく十分活用できました。
2,写りの良さ
SPROレンズらしい保証された描写性能も安心材料です。
決して無印レンズの写りが悪いわけでないですが、なんかSPROレンズのほうが良い写りな気がします。
プラシーボ効果かもしれませんが・・・・www
赤いSバッチの所有感もカメラ好きとしては大事だったりします。
3,フォーカスクラッチ
BMPCCでオリンパスの12−100使っていた時に初めて触れたフォーカスクラッチですが、これは慣れるとスイッチでカチカチ切り替えるのが億劫になるほど便利な機能です。
AFが迷って「あっ、いかん。MFだ。」
っていう時に、ボタンどこだ!?と探さなくて良いのって結構ストレス減ったりします。
4,インナーズーム
伸縮タイプのレンズだと、毎回持ち運びに短くする必要がありますが、
このレンズはどの焦点距離でもレンズの長さは変わらないので、これもちいさなストレスが減る一つのポイント。
デメリットとしては今ワイド側かテレ側か分からなくなるのが問題なぐらい・・・・・ww
悪いところ
個人的には大きな欠点はなかったものの、理想をいえばこの2点が叶えられてると完璧だったことがあります。
フォーカスリミッターが無い
f2.8のレンズに採用されていたフォーカスリミッタースイッチがないのが残念ポイント。
前ボケを入れて撮影したい状況だと、物理的なフォーカスリミッタースイッチが有るとつかいやすいと思います。
S5Ⅱの場合ボディ側でフォーカスリミッターをかけることができるのでどうしても必要な場合はボディでコントロール可能ですが、
使いたい時に気軽に切り替えができるレンズを触った後だと気になるポイントでした。
この重さとサイズ感でf2.8だったら・・・・
元も子もない発想ですが、
ソニーやキャノンは新モデルの70−200mF2.8は重量が1.05Kg前後とかなり軽量になっているので、
このサイズ感と重さなら、描写性能を考えるとF2.8がイイなぁと思ってしまいます。
きっとLumixも2型はこのサイズ感で発売されることでしょう!!笑
いつになるかわからんけど・・・・・www
このレンズは買いなのか!?
結論、現状だと自分の中では最有力候補となっています!
描写性能、サイズと重さ、使いやすさ、手に持った時の質感。
これらすべてのバランスが良いと思ったレンズでした。
動画でも紹介しています。
画角や手ぶれ補正、AF性能などは動画で検証しています参考にしていただければと思います。