今回は、「SIGMAの85mm F1.4 DG DN | Art」を使ってみたので、感想をまとめたいと思います。
良かった所。3選
このレンズを使って特に良かった点を3つ、ご紹介したいとおもいます。
①写りが良い
ここはさすがアートライン。
自分がSIGMAの写りが好きなこともあり、期待通りの高い描写をしてくれます。
あとから、見返した時の感動がすごい。
85mmの画角は撮影中は難しく感じましたが、
あとから見返すといい焦点距離だなぁと思う不思議なレンズでした。
②見た目がかっこいい
個人的に結構大事なのが、レンズのみため。
この大口径のレンズは、存在感があり、所有欲を満たしてくれます。
質感でいうと、SIGMAのIシリーズのアルミ削り出しボディもいいですが、
私はArtシリーズの質感、塗装が惹かれます。
630gという重さもまた、高級感があって心地よかったです。
ただ、つけっぱしのお散歩レンズとしてはちょっと重い・・・・
③操作性がいい
Artラインは操作性の良さも際立っています。
「搭載されている、スイッチ類」
・AF,MF切り替えスイッチ
・Fnボタン
・絞りリング
・絞りリングクリックスイッチ
・絞りリングロックスイッチ
と複数のボタン類が搭載されているので、瞬時に設定変更や操作することが可能です。
なくても撮影は成り立つ機能ですが、あるとさらに便利になる機能なので
撮影の小さなストレスが解消されました。
使いにくさを感じた所
このレンズを使ってみて気になった部分が3箇所ありました。
動画ユーザーとして目線なので、スチールユーザーは、
そこまで気にならないかもしれません。
①フォーカスリングがノンリニア
マニュアルでのフォーカス移動の多い動画撮影では、
レンズのフォーカスリングが、リニアで動作するかどうかは大事な要素になってきます。
最近のSIGMAのレンズだと、この機能に対応してくれているレンズもありますが、
このレンズは2023年11月現在は対応していないようです。
もしかすると、今後のファームウェアのアップデートで対応されるかもしれません。
②フォーカスブリージング
静止画では分かりづらいかもしれませんが、
そこそこフォーカスブリージングが気になります。
動画撮影において、大きなフォーカス移動には使いにくいレンズかもしれません。
AFの駆動速度は問題なく使えました。
AFの追従性についても、実用上はそこまで問題を感じることがありませんでした。
③最短撮影距離が80cm
このレンズに限ったことではありませんが、
大体このぐらいの焦点距離のレンズは最短撮影距離が80cmあたり。
このレンズも最短撮影距離は85cmとなっています。
野外だと気にならないこの距離ですが、室内だとしんどい場面がチラホラ出てくるので、
ここが50cm。(理想は30cm)ぐらいまで寄ることができるとかなり使いやすくなると思います。
それならマクロを使えという話なんですが、、、、
欲を言えばという話です。。。笑