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撮影機材

俯瞰撮影が出来る三脚延長アームが便利すぎた!

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今回は三脚に取り付けることで、撮影の幅がぐっと広がる

「三脚延長アーム」をご提供いただいたのでご紹介したいと思います。

三脚延長アームで出来ること

このアームを使うことで得られる最大のメリットは、俯瞰撮影ができることだと思います。

 

以前から俯瞰撮影ができる三脚(MT055XPRO3)を持っていましたが、

 

こちらの三脚は、センターポールを折ることで俯瞰撮影が可能になる構造なため、

机の上で撮影する場合、カメラの高さが出ないのが不便な部分でした。

更に、ヘッド部にビデオ雲台をつけているので先端が重く

バランスが取りにくくなることが、課題点となっていました。

 

この三脚のアームを使うことで、高さを稼ぐこともでき俯瞰撮影がより便利になりました。

 

※高い位置での固定は三脚が不安定になりやすく、故のリスクも上がるのでしっかり安全確保しましょう。

 

ある程度しっかりした三脚だと便利に使えますが、

軽いトラベル三脚などには向いていない機材だとおもいます。

 

三脚延長アームの紹介

アームの長さ

アームの長さは70cmとなっています。

実際に、雲台も取り付けて最大の長さまで伸ばしてみると、

マウントベースの中心から雲台の先までは75cmありました。

今回のように俯瞰で撮影するときは、重さのバランス調整も考えると、

実用サイズとしてはアームを伸ばすのは65−70cmぐらいにしておいて、後ろを少し余らせておいたほうがいい気がします。

取付ベースは3箇所

機材の取り付け箇所は3つあります。

アームの先端にサイドマウント(3/8インチネジ)が付いています。

 

そして設置位置が調整可能な、

カメラマウントプラットフォームが2つ(3/8インチネジ)付属しています。

このプラットフォームは取付の際、マウント側でネジが回せるようになっているので好きな向きで機材を固定することが出来るようになっています。

また位置調整用のノブもノブの位置が回転できるようになっているのでかなり使いやすかったです。

 

カウンターバランス用のおもりフック付き

サイドマウントの反対側には、ロック機構が備わっており、

こちら側から自分が必要なパーツだけ取り付けることができるようになっています。

ちょうどここのロック機構が出っ張っている部分に、

付属のおもり用のフックが付けることができるのでこのようにおもりを付けてバランスをとることができるようになっています。

 

撮影可能なアングルを広げる機構

マウントベースは角度調整可能になっているので、

このように更に高さを出したり、かなり地面に近い位置で固定することも可能です。

角度調整部が段になっているので、固定した後ズレるということはなさそうです。

 

私が活用している取り付け方法

このアームはマウントベース下部の3/8インチネジで固定するのが本来の使い方だとはおもいますが、

私の場合、いつも使う機材というわけではなく、使いたい瞬間に一時的に使うことが多いので、

底部にアルカスイスプレートをつけて、簡単に脱着できるようにしています。

更にバランスをとるためのおもりには、100均で売っているリストウエイトを活用しています。

ちょうど金具があり取り付けやすいので重宝しています。

 

延長アームの活用方法

最後に、こちらのアームの使用例を紹介したいと思います。

今回はこちらの三脚ボール雲台 B-20という雲台も一緒に送っていただいたので

アームと雲台を使った活用方法をご紹介したいと思います。

ボール雲台は耐荷重が15kgとなっており、垂直な状態で約1.4Kgあるカメラを取り付けてもしっかりと固定してくれました。

雲台はアルカスイス互換となっていますが、私は滑り落ちるのが怖いので、俯瞰で撮影する場合、

ファルカムのF38クイックリリースキットを間に挟んで使用しています。

取り付けのネジ穴は3/8インチとなっており

付属品にプレートが2枚、スマホスタンド、1/4インチネジ変換アダプターが同梱されていました。

 

俯瞰撮影

時々必要性が出てくる俯瞰撮影ですが、

このアームを使うことで、現在持っている三脚を活用して撮影できる、というのがうれしいポイントになります。

さらに、付属のカメラマウントを使うことで、機材をまとめて設置することも可能です。

カメラと照明をとりつけた場合

こちらはカメラといっしょに小型の照明を取り付けた場合。

照明があるかないかでこれだけ違うので、決まったセッティングがある場合は、

脚は一つにして、カメラと照明をまとめて設置してもいいかもしれません。

カメラとモニターを取り付けた場合

少し離れると見にくくなるカメラのモニター、

こうすることで見にくいカメラのモニターより、見やすい外部モニターを手前に置き、

しっかり確認しながら撮影することが可能です。

カメラとマイクを設置した場合

基本的にマイクは近くに置きたいですが、なかなか置き場がなくカメラの上に設置してしまうことも多いかと思います。

そんな場合もこのアームを使うことで口もとの近くにマイクをもってくることができより高音質での収録が可能です。

 

 

ということで三脚延長アームよくないですか!?

三脚での撮影の幅を広げてくれる延長アーム、機材バックに一つ入れておくと現場での撮影の幅がぐっと広がると思います。