【レビュー】3重加温×アロマ除菌で“香る清潔感”。布団クリーナー uwant M700を試してみた！

花粉やハウスダスト、ダニ、湿気——
寝具まわりの悩みは一年を通してつきものです。

今回は、そんな寝具環境を“香りと熱”でケアする布団クリーナー「uwant 　M700」を提供いただいたので実際に使ってみました。

本体構成と内容物

内容物は以下の通りです：

本体はやや大型ながら持ち手のバランスが良く、後述の3重加温遠赤外線機構が内部に搭載されているためか、重量感もあって安定しています。

操作方法と安全設計

上部のボタンを押すだけで電源が入るワンタッチ操作。

ディスプレイ付きですが、タッチパネルではなく物理ボタン操作です。

電源を入れると、ローラー部が赤く点灯し稼働を開始。

静音とは言えませんが、小型掃除機程度の音量です。夜中の使用はやや注意。

底面には紫外線殺菌灯を搭載。

背面ローラーがスイッチになっており、本体を浮かせると自動でライトが消灯する安全設計です。

このおかげで、紫外線を直接浴びる心配はありません。

（※撮影はなかなか苦労しました…笑）

3重加温遠赤外線技術

uwant M700の最大の特徴が、「3重加温遠赤外線技術」。
これはローラーブラシ、底部ヒーター、背面乾燥風の3つの熱源を組み合わせたもので、
布団全体を65℃前後の温度で温めながら、奥の湿気までしっかり乾燥させます。

 

従来の布団クリーナーでは“吸うだけ”の構造が多い中、
uwant M700は温め・乾燥・吸引の三拍子で除菌を行う点が大きな進化です。

ミストアロマ除菌機能（フレグランス液）

個人的に最もユニークだと感じたのがこの機能。

本体右側にタンクがあり、付属の除菌ミストオイルを数滴垂らすことで
「ダニ除去×香りの除菌」が同時に行えます。

香りはほんのりとした爽やかさで、強すぎず自然。
ホテルのリネンのような清潔感のある香りです。

実際、以前宿泊したビジネスホテルでも似た香りがしていたので、
業務用途でも採用されているのかもしれません。

成分の安全性

寝具に使う薬剤ということで使われている成分も調べてみました。

総じて化粧品レベルの安全性で構成されており、安心して使用できるバランスです。

ダストボックスとフィルター構造

サイドボタンで簡単に取り外せるダストボックス一体型構造。

すべて分解できるため水洗いが可能で、乾燥もしやすいのが好印象。

フィルターは粗めのスポンジ状で、洗浄→再利用が可能。

予備が2つ付属しており、ランニングコストも抑えられます。

実際に使ってみた結果

ダブルベッド全体を掃除したところ、
ディスプレイのホコリ量メーターがリアルタイムで変動。

撮影しながらだと数字が忙しく変わって追うのが大変でしたが（笑）、
感知はしっかりしており、同じ箇所を再度通すと値は下がったまま。

どういう仕組みかわかりませんが、ホコリを感知してるのは間違いなさそうです。

吸引後のダストボックスを見ると、
「これ全部ベッドにあったのか…」とゾッとするほど。

ダニ除去液の湿気を含んだホコリもあると思いますが、
実際の汚れ量を“見える化”できるのは大きな満足点です。

改善希望と今後の期待

コード式なのでパワーは十分ですが、やはり取り回しが気になるところ。
もし次モデルでコードレス化できれば、
車内やペットマットなどでも気軽に使えるようになるでしょう。

また、布団乾燥機能モードのような追加機能があれば、
日常的に使えるメイン家電としての地位も狙えそうです。

まとめ

「uwant M700」は、従来の布団クリーナーの“吸うだけ”を超え、
温める・香らせる・見せるという3方向から寝具をケアする製品。

3重加温遠赤外線で内部まで除菌し、
アロマミストで香りづけ、
ディスプレイで清掃効果を可視化する——。

寝具ケアを“作業”から“体験”に変える布団クリーナーでした。

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