スマホ映像を手元でモニタリングできる外部モニター

今回紹介するのは、スマホのアウトカメラ映像を手元で確認できる5インチの外部モニター、Shimbol CP5 Liteです。
以前から人気だった「CP5」が、よりリーズナブルになって「Liteモデル」として登場。
実際に使ってみたので、スペックや使用感をレビューしていきます!
この内容は動画でも紹介しています
Shimbol CP5 Liteを使うメリット

まず、このモニターの一番の魅力はスマホから離れた場所でもリアルタイムで映像を確認できるところ。
スマホの画面が見えづらい場面って、意外と多いんですよね。たとえばこんなシチュエーション
- 真上からの俯瞰撮影
- 地面ギリギリの超低アングル
- 狭い場所での撮影
- カメラを自分に向けて裏返して撮るとき
こういう時に、手元で構図が確認できると撮影の自由度がぐっと上がります。
接続方法は?設定は簡単?

初期設定ではWi-Fi接続とBluetoothペアリングが必要ですが、
2回目以降はQRコードを読み込むだけで自動接続してくれるので、とてもスムーズです。
ただ、最初のQR読み込みはちょっと手こずるかも。筆者のiPhoneでは2回目で成功しました。
Bluetooth接続のおかげで、シャッター操作もモニター側から可能です。対応アプリは以下の通り:
- iPhoneの純正カメラアプリ
- Blackmagic Cameraアプリ
バッテリー持ちはどう?

スペック上は約3.5時間のバッテリー駆動。実際に最大輝度で使い続けたところ、
3時間20分で自動オフになりました。
この手の製品って、低輝度での持続時間を基準にしてることが多いので、最大輝度でこの数字はかなり優秀だと感じました。
サイズ・重さ・持ち運びやすさ

CP5 Liteのサイズは高さ126.8×幅72.0×厚さ13.4mm、重さは170g。
iPhone 13 miniとほぼ同じサイズ感で、「スマホをもう1台持っている」くらいの感覚です。
本体はMagSafe非対応ですが、付属ケースがMagSafe対応なので、マウント時の取り付けも楽で便利。
操作性とインターフェース

本体側面には3つの物理ボタンが配置されています:
- 電源・明るさ調整
- シャッター・画面ズーム
- 画面の回転・反転操作

さらに底面には:
- 3.5mmイヤホンジャック
- バッテリー残量インジケーター
- USB-Cポート
無駄がなく、直感的に使える設計です。
画質・明るさの実力は?

5インチのフルHD(1080P)ディスプレイは、解像感もバッチリ。
ただ、色味は少し赤みが強めなので、ホワイトバランスの調整には向いていないかも。
明るさは3段階調整が可能で、屋外でも最大輝度ならiPhoneとほぼ同等の視認性があります。
気になる遅延は?

無線接続と聞くと、どうしても遅延が気になりますよね。でもCP5 Liteは遅延ほぼゼロで快適でした。
おそらく、2.4GHzと5GHzのデュアルWi-Fi対応が効いているんでしょう。伝送距離は最大50mと、一般的な撮影には十分なスペックです。
価格と上位モデル「CP5」との違い

CP5 Liteの価格は12,200円。
ちなみに上位モデルのShimbol CP5(16,800円)には、
- タッチ操作対応
- microSDカードへの録画機能
があります。4,000円の差でこれらの機能が必要かどうかが、選ぶポイントですね。
スマホ内で完結するワークフローなら、CP5 Liteでも十分すぎる性能です。
気になった点・注意点

接続中は、iPhoneもCP5 Lite側も音が出ない仕様。イヤホンジャックを使えばOKですが、簡易スピーカーが内蔵されてたらもっと良かったなと思いました。
また、iPhoneのカメラアプリで4K撮影すると遅延が出るという注意点も。これは説明書にも明記されています。
対策としては、Blackmagic Cameraアプリを使えば問題なしです。FHD撮影なら快適に動作します。
まとめ|スマホ撮影の新たな相棒

Shimbol CP5 Liteは、スマホを使った撮影環境を大きくレベルアップしてくれるアイテム。
こんな人には特におすすめ:
- アウトカメラを使って自撮りしたい
- 俯瞰やローアングル撮影をしたい
- Vlogや配信のクオリティを上げたい
気になった方は、ぜひチェックしてみてください!