機材好きならきっと誰しも欲しくなるマッドボックスを購入したので使用感と注意点をご紹介したいと思います。
購入したマッドボックスは「SmallRig 動画撮影用軽量マットボックス 2660」
私が購入したのは「SmallRig 動画撮影用軽量マットボックス 2660」というモデル。
冒頭から早速残念なところを上げるのも忍びないですが、
自分がセールで購入したのでのちのち詳しく調べるともっとぴったりなモデルを見つけたのでこの記事を読まれてる、あなたにはそちらをおすすめしたいと思います。笑
残念なところ
①そのままでは、円形フィルターがつかない
一番残念に感じたとことが、円形フィルターがつけられないということ。
そもそも角型フィルターを使うために使用するマッドボックスなので何を言っているんだという話ですが、
後述する通り、そこが目的で導入していないので普段使う円形フィルターがつけられないのはつらいところ・・・・・
今のお気に入りNDフィルターについては以前の記事を御覧ください↓
購入したセットのままでは円形フィルターは取り付けられないですが、
同じくSmallRigから出ている「ねじ込みリダクションリングセット 3140」というの使えば、
このように円形のフィルターの取り付けも可能になります。
ただこの変換リングが5枚セットで1万円弱するという、、、、、
こんなもんがそんなにすんの!?という機材あるあるですが・・・・・笑
このリングセットが必要になることが最大のデメリットに感じてしまいます。
②結構でかい。
実際につけてみると、バランス的に意外とでかいなという印象。
ガッツリ、リグを組めば大きさ的にマッチしますが、
コンパクトセッティングな時は、頭でっかちなフォルムになる・・・・・
なんか思ってたのと違う・・・・。
ということになりました。笑
ただし、下記で紹介しているマッドボックスが対応している、最大レンズ径が95mmなのに対し、
2660は最大径が114mmとなっているので、
こういったシネマレンズ を使う場合は必要になるかと思います。
(SIGMAのシネマラインはフロント径95mmなので小型のマッドボックスでも使える可能性はあります)
マッドボックスの効果
ココからはマッドボックスの効果をまとめて見たいと思います。
角型フィルターが使える
マッドボックスのメイン機能が角型フィルターの使用だと思います。
2660は4×4または4×5.65の角型フィルターに対応しています。
なのでより高品質なNDフィルターを使用したい場合には必須となるようです。
自分も角型フィルター使えるなら使いたいですが、円形フィルターの高品質モデルの更に上を行く価格帯なのでなかなか手が届かない・・・・・。ww
フレアやゴースト(ハレーション)の防止
自分の中で実用上一番必要になるのがフレア対策。
野外で撮影時どうしても、太陽の位置上フレアやゴーストが入る場合、
バーンドアを閉じることでカットすることが可能になります。
実質コレと同じ効果ですね。
ハレーション対策ならこの方が可動域の自由度が高いのでこっちがいいのかもしれない。
見た目がいかつくなる。
個人的に一番大きな理由がコレ。
実際、映像クリエイター界隈でもコレが目的でマットボックスを使用している方も多いようです。笑
ちっちゃいカメラを持っていくよりでかいカメラを持って言ったほうが、カメラに詳しくないクライアントにウケはいいようです。
パッと見のプロっぽさは説得力を増す意味では必要かもしれません。
(内容が薄いとすぐバレるので注意しましょう。笑)
レンズ保護と雨対策
野外で小雨の中撮影すると、レンズむき出しだとすぐレンズに水滴が付着しますが、
マットボックスとバーンドアがあると上からの雨であれば多少防いでくれます。
また、バーンドアがカメラを使っていない時にレンズキャップの役割をしてくれるので、
レンズキャップが不要になるという意味では、ランガン撮影の場合、レンズキャップをなくす可能性がなくなるのは便利だと感じました!
ミラーレス一眼ユーザーにおすすめしたいマットボックス
マットボックスのメリットを説明した上で、2660を買って失敗した私がおすすめするマットボックスがこちら。
SmallRig 動画撮影用ミニマットボックス 3196
個人的におすすめなのがこちらの「SmallRig 動画撮影用ミニマットボックス 3196」
価格は13,000〜14,000円ぐらいですが、
2660でデメリットであった円形フィルター問題が、
こちらの製品は、円形フィルターが取付可能なリングが同梱されているみたいなので円形フィルターをよく使う方には無駄な出費を減らせます。
更にサイズが2660より一回り小さくなっており、コンパクトなミラーレス一眼ユーザーにはバランス的にもちょうど良さそうです。
SmallRig ミニマットボックス LITE 3575
購入後更に調べているとこちらのモデルのほうが更にコスパも良さそうです。
円形フィルターも装着可能なようで、1万円を切る価格はかなり魅力です!
上記の3196と比べるとパーツを簡素化することで更に軽量(108g)になっているみたいです。
強度的には3196のほうが有りそうですが、
一番大きな2660でもそこまでガッチリした構造ではないのでなんとしても強度重視でなければ3575が使いやすそうです。