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LUMIXのキットレンズってどっちがいいの?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

今回はlumixから発売されているフルサイズ一眼のキットレンズである、

20mm-60mmのレンズと28mm-200mmの高倍率ズームレンズ

それぞれの違いを比べてみたいと思います。

前半は最初の一本としてキットレンズのどちらを選べばいいかご紹介したいとおもいます。

後半で細かな違いを撮り比べてみたいと思います。

動画でも紹介しています

「キットレンズのどちらを選べばいい?」

価格の違い

lumixS9との組み合わせて購入する場合、現時点でのマップカメラでの販売価格は、

20-60mmが241,560円28-200mmが287,100円

その差は45,540円。

この45,000円差をどう受け取るだと思います。

サイズの違い

持ち運ぶのにサイズ感は気になりますが、

20−60mmは Φ77.4 x 約87.2mm

28−200mmは Φ77.3 x 約93.4mm

となっており28−200mmが6.2mm長くなっています。

重さは20−60mmは350g28−200mmは413gあり28−200mmが63g重くなります。

スペック上は若干28-200mmがデカ重に感じますが、実際持ち運んだ感覚としては大きな違いとは思いませんでした。

画角の違い

一番大きな違いとして出るのが画角の違いだと思います。

広角域の20mmと28mmではこれだけの差があります。

特に自撮りで撮影が多い場合は20mmの画角は背景に余裕があります。

最近さらに強力になって搭載された電子手ブレ補正の強を使用した場合、20mmで撮影しても28mmぐらいの画角にクロップされてしまいます。

28mmの場合は35mmぐらいの画角にクロップされるため手で持ったままの自撮りには厳しさを感じました。

逆に28-200mmには60mm以降の望遠域を使えるのが大きな魅力になります。

個人的に70mm以降の画角の切り取りやすさや、135mm以降の圧縮効果は多様することが多く大好きな雰囲気です。

広角から望遠まで楽しめ、自分の好きな焦点距離を探せるという意味でもおすすめなレンズだと思います。

 

好きな焦点距離を見つけるのに便利な機能が、lumix機には搭載されています、それが焦点距離を表示するメニュー。

ズームリングを操作したときに、焦点距離が表示されるので撮影時に自分がどの焦点距離をよく使っているのかわかりやすくなるので表示をオンにするのがおすすめです。

最初の一本ならどちらがおすすめ?

もう結果は見えていると思いますが、私が個人的に最初の一本にするなら28-200mmを購入するかと思います。

根本に望遠域の絵が好きというのが大きな理由になりますが、

やはり28mmから200mmの幅広い焦点距離を使った画角は、撮影するうえで変化があり使いやすいと思います。

手持ちで自撮りの場合、電子手ブレ補正強は使いにくくなりますが、LUMIXの場合ボディ内手ブレ補正でも結構手ぶれ補正が効くので電子手ブレ補正が必要な場面が少ない事が多いです。

実際撮影していて、私はそんなに手持ちで自撮りすることがないのも28mmで満足する要因かと思います。

 

逆に20-60mmで望遠が足りない場合はクロップズームを使うことで、動画の場合4Kで93mm相当までズームできるので望遠域を少し補う事ができます。

FHDの場合187mm相当までズームできますが、私は少し画質劣化が気になりました。

一言でまとめると、自撮りが多いシーンなら20-60mmのレンズ

自分以外を撮ることに重きを置くなら28-200mmのレンズを選ぶといいのかなとおもいます。

28-200mmを買っておいて広角域が足りなく感じたら、

広角の単焦点レンズを追加することで不足する部分を補ってもいいと思います。

詳細な違い

絞り値の違い

ここからは両レンズの少しマニアックな部分を比較をしたいと思います。

絞り値が両レンズとも可変式になっているので、それぞれの焦点距離で確認した開放でのF値がこちらになります。

同じ60mmで比較すると若干ではありますが28-200mmのほうが少し明るく撮れるようです。

 

マクロ性能の違い

最短撮影距離や最大撮影倍率も違いがあり、

20−60mmは20mm側で15cm28-200mmは28mm側で14cmまで寄ることができます。

こちらは両レンズで最短撮影距離で撮影した素材ですが、28-200mmのレンズのほうが最大撮影倍率が0.5倍ということもあり、より大きく撮影できます。

 

レンズ内手ぶれ補正の有無

OISボタンが搭載されているかどうかも、操作性においては差が出るかと思います。

三脚に乗せる場合は手ぶれ補正を切りたいですが、OISボタンがあると瞬時に手ぶれ補正のオンオフを切り替えることができます。

これは撮影時の操作効率につながるポイントだと思います。

 

レンズ内手ブレ補正があるのとないのと、どれぐらい差がでるのかも比べてみました。

同じ揺れで撮影できていないので完全な比較とは言えませんが、みた感じだと若干28-200mmのほうがより揺れが収まっているようにみえます。

レンズ内手ブレ補正とボディ内手ぶれ補正の両方を使ってブレを軽減するDual I.S.2ですが、

効果に差が出るのがででてくるのが中望遠以上からのようなのでこの焦点距離だと差がわかりにくいかもしれません。

 

オートフォーカス性能の違い

発売日に4年ほど差がある両レンズですが、AFの速度に差が出ないか比べてみました。

こちらは駆動速度、追従感度ともに最大まで上げて検証しています。

今回の検証ではほぼ同等のように感じました。

 

フォーカスブリージングの違い

続いてフォーカスブリージングのテストをしてみました。

こちらも同じ28mmと60mmで比べてましたが、どちらのレンズもブリージングは少ないと思いますが、帰って見比べると28-200mmのレンズの方がブリージングが抑えられていました。

(28−200mmはブリージングほぼないと言ってもいいぐらい・・・)

 

 

ということで今回はlumixのフルサイズ一眼用のキットレンズを比較してみましたがいかがだったでしょうか?

この内容は、あくまで私の使い道での話なので、キットレンズ選びの参考程度に捉えていただければとおもいます。