この内容は動画でも紹介しています。

今回は、半年ほど使ってきた撮影用ライト「Ulanzi AL60」について、実際の使用感をブログとしてまとめてみました。

動画や写真撮影において、照明はかなり重要です。

ただ、いざ選ぼうとすると種類が多くて迷いやすいですよね。

そんな中で、今自分がメイン照明として使っているのがUlanzi AL60です

半年使ってみて感じたのは、派手なスペックよりも実際の撮影で扱いやすいことの大切さでした。

今回は、なぜこのライトがメインになったのか、そして実際に使って気になった点まで紹介していきます。

なぜUlanzi AL60がメイン照明になったのか

  • とにかく軽く取り回しが良い
  • 卓上撮影なら十分な60Wの光量
  • 初心者でも扱いやすいチューブ型ライト
  • リモコン操作で撮影テンポを崩さない

軽い

AL60をよく使う理由のひとつが、とにかく軽いことです。

このライトはインフレータブル構造になっていて、空気で膨らませて使うタイプです。

そのおかげで見た目に反してかなり軽く、移動がしやすいのが特徴です。

よくあるスポット型ライトにソフトボックスを付けると、どうしても重量が増えます。

さらに重心が前に寄りやすくなるので、設置の安定感も落ちやすいです。

その点、AL60は軽いため取り回しがしやすい。

撮影中にライト位置を微調整することが多い場合、この軽さは大きなメリットになります。

十分な光量

AL60は60Wのライトです。

自分は主にカメラやガジェットの撮影をしていますが、自宅の撮影部屋サイズであれば基本的には十分な明るさでした。

キーライトとして使う分には、明るさで困ることはほとんどありません。

ただし、部屋全体を明るくしたい場合や、全身を均一に照らしたい場合は少し物足りなさを感じる可能性があります。

  • 卓上撮影やバストアップなら十分
  • 広い部屋や全身撮影ではやや不足する場合も
  • 必要なら120Wクラスを追加すると安心

使いやすいチューブ型ライト

AL60はチューブ型のライトです。

個人的にこの形状はとても扱いやすいと感じています。

光が左右方向にはやわらかく広がり、縦方向には広がりすぎないという特徴があります。

そのため被写体の横に設置したとき、自然な光のグラデーションを作りやすいです。

小型チューブライトもよく使いますが、この形は初心者にも扱いやすい照明の形状だと思います。

バイカラー対応

AL60は2700K〜6500Kまで調整できるバイカラーライトです。

動画の雰囲気や部屋の環境光に合わせて色温度を調整できるので、撮影用ライトとしてはかなり便利です。

マゼンタ・グリーン補正はありませんが、CRI96なので色再現性としては十分なクオリティです。

エフェクトモードも搭載されていますが、個人的にはあまり使う機会はありません。

専用リモコンが使いやすい

操作性の面で気に入っているのが専用リモコンです。

最近はスマホアプリ操作のライトも多いですが、毎回アプリを立ち上げるのは意外と面倒です。

AL60は専用リモコンで

  • 電源オンオフ
  • 明るさ調整
  • 色温度調整

といった操作が簡単にできます。

撮影中でもテンポを崩さず調整できるのは大きなメリットです。

空気の持ちと運用面

空気はどれくらい持つのか

インフレータブルタイプということで、空気の持ちは気になるポイントでした。

実際に使ってみると、1日の撮影で空気が抜けることはほとんどありません。

自分は膨らませたまま運用していますが、1週間ほど放置すると少しヘタってくる程度です。

頻繁に空気を入れ直す必要はなく、想像より扱いやすい印象でした。

内蔵ポンプは使いやすいか

AL60には内蔵ポンプが搭載されています。

ボタンを押すだけで自動で膨らむので操作はとても簡単です。

膨らむまでの時間はおよそ25秒ほど。

ポンプは充電式ですが、膨らませたまま使うことが多いため自分の場合は3ヶ月に1回程度の充電で済んでいます。

電源まわりの注意点

注意点として、AL60はUSB給電タイプですがケーブルやACアダプターは付属していません。
(ケーブルは付属しているみたいです。私のは欠品してたみたい)

そのため100W出力に対応したUSB-PDアダプターを別で用意する必要があります。

このアダプターとケーブルだけでも約5,000円ほどかかる場合があります。

すでに100W出力のPD充電器を持っている場合は問題ありませんが、持っていない場合はこの追加コストも考えておく必要があります。

半年使って気になった点

角度制限

まず気になったのがライトの角度です。

AL60はグリップの構造上、90度より下に向けることができません。

実際に使っていると「もう少し下向きにしたい」という場面は意外と多いです。

ライトスタンドにアームを付ければ解決できますが、通常のスタンドだけだと自由度が少し低いです。

自分はこの問題を解決するため、グリップを90度回転させて取り付けられるアタッチメントを3Dプリンターで作って使っています。

光が広がりやすい

もうひとつ気になったのが光の広がり方です。

チューブ型ディフューザーの構造上、横方向にやわらかく光が広がります。

これはメリットでもありますが、場面によっては背景に光が回り込みすぎることがあります。

キーライトとして被写体には当てたいけれど、背景には光を当てたくない場合は少しコントロールが難しいです。

純正のスカートは用意されていないため、自分は背面のマジックテープ部分に黒いアルミホイルを貼って簡易的なスカートを自作して使っています。

半年使った結論

半年使ってみて、AL60はライティングを勉強中の自分にとってかなりバランスの良いライトだと感じています。

自分が購入したときの価格はAliExpressで約12,000円でした。

スポット型ライトも同じ価格帯のものがありますが、そこにソフトボックスを追加するとさらにコストがかかります。

そう考えると、最初からやわらかい光を作れるこのライトはコストパフォーマンスがかなり高いと感じています。

  • 軽くて取り回しが良い
  • 卓上撮影なら十分な光量
  • 初心者でも扱いやすい形状
  • 価格に対してコスパが高い

初めての撮影用照明選びで迷っている方にとっても、ひとつの参考になれば嬉しいです。