昨年までフォーサーズセンサーを搭載した「BlackMagicPocketCinemaCamera4K」(以下 BMPCC4K)を映像のメインカメラに使用してきた筆者ですが、
今年発売されたLUMIXS5Ⅱを導入し、憧れのフルサイズデビューを果たしたわけですが、
実際どのくらいセンサーサイズの差が出るのか検証したいと思います。
比較したい部分
安易な考えになりますが、とりあえず噂でよく聞くこの4つの違いをしっかり自分でも体験したいと思います。
ーこの記事で紹介ー
①ボケ感
②解像感
ー次の記事で紹介ー
③高感度耐性
④ダイナミックレンジ
①ボケ感の違い
画像比較
まずは画像を見てどちらがフルサイズ・マイクロフォーサーズかおわかりいただけるでしょうか?
正解は、
AがフォーサーズセンサーにT2.2の絞りで撮影したもの。
BがフルサイズセンサーにF4の絞りで撮影したものになります。
感覚的にはフルサイズの半分ほどフォーサーズセンサーはボケる印象です。
同じ絞りで比べると
先程の検証ではフルサイズの半分ほどのボケ量であることがわかったので、
実際に同じ絞り値で検証してみます。
(フォーサーズ用のレンズがシネマレンズなのでF値でなくT値なのはご了承ください)
こう見比べると圧倒的にボケ感の差は感じます。
実際使った感想としては、
ボケ感は確かにフルサイズが有利ですが、
実際動画撮影のおいてそこまでのボケを必要とするかと言われると、
そこまで必要な場面はあまりないような気もする。
フルサイズ機だとピント合わせが大変になってくるので結局絞っちゃってます。
②解像度の違い
比較画像
またまた画像を比較しながら両者の違いを見極めていただければと思います。
結果はこちら
Aがフォーサーズ、Bがフルサイズの映像になります。
正直そこまで大きな差は感じられませんでした。
ちなみにBMPCCはBRAWのFilmで撮影し、S5ⅡはV-logで撮影しています。
そこからRec.709に変換し同じような色になるように多少補正をかけてかけています。
動画でも検証しています。
後編で高感度とダイナミックレンジの比較をしていきたいと思います!