先日、動画撮影に使っていたLUMIX GH6をGH7へ入れ替えました。機材の入れ替えを考えたときには、S5IIをS1IIシリーズへ乗り換える選択肢にもかなり悩みました。それでも最終的に選んだのは、GH6からGH7への買い替えです。

今回は、1年以上GH6を使って感じた使いやすさと気になった点、そしてなぜS1IIシリーズではなくGH7を選んだのかを、自分の撮影スタイルとあわせて紹介します。

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1年以上使って、結局いちばん手に取ったのはGH6

GH6を購入した当初は、S5IIと半々くらいの割合で使うつもりでした。

ところが、実際に1年以上使ってみると、自然と手に取ることが多かったのはGH6です。

ひとつの決定的な理由があったというよりも、日々の撮影で使いやすいと感じる要素が揃っていました。

  • 液晶モニターがHDMI端子に干渉しない構造
  • C4まであるカスタムダイヤル
  • 前面のタリーランプ
  • カスタムボタンの多さ

こうした操作まわりの使いやすさに加えて、大きかったのが12-60mmレンズの存在です。

物撮りに使いやすい12-60mmレンズ

自分は製品の物撮りをすることが多く、一本でかなり広い範囲を撮れる12-60mmが使いやすいと感じています。

製品全体をしっかり見せながら、背景は程よくぼかせる。このバランスが、自分の撮影に合っていました。

ボディの操作性と、よく使うレンズの組み合わせが自分に合っていたことが、GH6の出番が増えた理由だと思います。

出番が多かったGH6にも、我慢していた点はあった

使う機会の多かったGH6ですが、S5IIやS9と一緒に使う中で、気になる部分もいくつかありました。

背面モニターと外部モニターへの撮影情報表示

まず気になっていたのが、背面モニターと外部モニターの両方に撮影情報を表示できないことです。これはS5IIを使っていても感じていた不便さでした。

S9では両方に表示できるため、使い比べると気になります。撮影を続ける中では、こうした小さな違いも使い勝手に影響してきます。

オートホワイトバランスをロックしたい場面がある

オートホワイトバランスのロックがないことも、気になっていた点です。

常に必要な機能ではありませんが、撮影中に「ここで固定できたら便利なのに」と感じる場面があります。一度使うと、手元のカメラにも欲しくなる機能でした。

必要なときに頼りたいオートフォーカス

普段はマニュアルフォーカスで撮ることが多いため、AFが大きな問題になるわけではありません。

それでも、コントラストAF特有のウォブリングや、なかなかピントが合わない場面では、もう少し頑張ってほしいと感じていました。

どうしてもAFが必要ならS5IIを使う方法もあります。ただ、ワンシーンのためだけに別のカメラをセッティングするとなると、撮影自体を諦めてしまうこともありました。

よく使うカメラで、そのまま必要なカットを撮れることは、自分にとって大切なポイントです。

新しいLUMIXアプリとの連携

もうひとつは、使いたい新しいLUMIXアプリとの連携です。

GH6もLUMIX Syncで接続できますが、自分にはLUMIX LabやLUMIX Flowのほうが使いやすく感じられました。アプリを含めた撮影環境でも、現行世代の便利さが気になっていました。

GH6で感じていた細かな不満を、GH7への買い替えでまとめて解消したい。
GH6を使い込むほどに、GH7への関心が強くなっていきました。

S1IIシリーズではなく、GH7を選んだ理由

GH7の導入を考える一方で、S5IIをS1IIシリーズへ入れ替える案にもかなり悩みました。

S1IIには、S5IIで感じていた不満を解消できる魅力がある

S5IIの使用頻度が減っている大きな理由が、液晶モニターとHDMI端子の干渉です。

小さなことに思えるかもしれませんが、撮影のたびに気になるため、自分にはストレスになっていました。

その点、S1IIはモニターまわりの不満を解消できるうえ、4K60pでのノンクロップ撮影や4K120p撮影にも魅力を感じていました。

買い替え費用と、手元に残る機材の組み合わせを考えた

一方で、S1IIへの乗り換えにはかなりの予算が必要です。S5IIを下取りに出したとしても、追加の出費は大きくなります。

さらに、その場合に手元へ残る撮影用カメラはS1IIとGH6です。フルサイズ側を更新しても、よく使うGH6のアプリ連携など、気になっていた部分は残ります。

予算面からS1IIEへの乗り換えも考えましたが、GH6が手元に残るという点は同じでした。

そこで、今いちばん使っているGH6をGH7へ入れ替えたほうが、手持ちの機材全体を使いやすくできると判断しました。

フルサイズ側の更新は、今後あらためて考えたい

個人的には、今後S1H系の後継モデルが登場するなら、その内容も気になります。フルサイズ側の更新は、そのあたりを見てから考えても遅くないと思いました。

今回はS5IIを残し、まずは動画撮影で出番の多いGH6をGH7へ入れ替えることにしました。

GH7とS5IIはどう使い分ける?

今後は、GH7を動画撮影のメイン機にして、S5IIを写真や特定の映像表現に使っていく予定です。

現時点で考えている役割分担

  • GH7:動画撮影のメイン機
  • S5II:写真撮影のメイン機。大きなセンサーを活かしたボケのある映像や、暗所での撮影にも使用

特に写真ではフルサイズを使いたい場面がありますし、かなり個人的な好みですが、シャッター音もS5IIのほうが気に入っています。

実際に使っていく中で役割分担が変わる可能性はありますが、まずはこの2台で撮影を楽しんでいきたいと思います。

まとめ|いちばん使うカメラの使いやすさを優先した

今回GH7を選んだのは、1年以上使う中で、自分の撮影にGH6がよく合っていると感じていたからです。

モニターの構造や操作性、12-60mmレンズの使いやすさ。その組み合わせを気に入っていたからこそ、気になっていた部分を改善できるGH7への買い替えに魅力を感じました。

S1IIシリーズも魅力的でしたが、予算と手元に残る機材の組み合わせまで考えると、今回はよく使う動画メイン機を更新することが、自分に合った選択でした。

GH6からGH7への乗り換えや、フルサイズ機との使い分けに悩んでいる方にとって、ひとつの参考になれば幸いです。