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撮影機材

ポケットサイズで簡単操作!SHINBOL TP nanoの実力とは?

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この内容は動画でも紹介しています。使用感や接続手順などを実際の映像で確認したい方は、ぜひYouTubeリンクからチェックしてみてください。

TP nanoってどんな機材?基本スペックをチェック!

SHINBOL TP nanoは、スマホやカメラからの映像を離れた場所のモニターにワイヤレスで転送できる送受信機セットです。

前モデルの「TP mini」も話題になりましたが、TP nanoはより小型・軽量に進化。サイズはおよそ7×6×2cm、重さは約90gと手のひらに収まるコンパクトさ。

しかもバッテリー内蔵です。

HDMIはもちろん、USB-Cで映像出力ができるスマホやPCからの送信もOK。

iPhoneユーザーには嬉しいMagSafe対応で、スマホに直接ピタッと装着できます。

  • フルHD(1080p/60Hz)の安定送信
  • シンプルな1対1ペアリング
  • USB-Cで充電&給電可能
  • スマホ・タブレットとの相性も良好

 

屋外利用には注意が必要!5GHz帯の制限について

TP nanoは5GHz帯を使って映像を飛ばします。

これにより高速で安定した通信が可能になりますが、日本国内では屋外使用に制限があります。

現在、メーカー側も屋外利用に向けた追加認証を進めているとのこと。

しばらくは屋内での使用が安全です。

実際に使って感じたポイント

バッテリーの持ちはどう?

スペック上は4時間連続使用可能(2,000mAh)

LEDインジケーターでバッテリー残量を3段階表示してくれるので安心です。

ただし、内蔵バッテリーのため劣化時は本体ごと交換が必要。

交換式バッテリーが良い方は、TP miniシリーズも検討してみてください。

充電しながら使えるのが地味に便利

USB-Cから給電しながら使えるので、電源がある現場ではバッテリー切れの心配なく長時間使えます。

ライブ配信や室内収録にもピッタリ。

操作がとにかくカンタン!

送信機にカメラのHDMI、受信機にモニターのHDMIを接続して、両方の電源をON。

たった30秒で自動ペアリングが完了。

SSIDやパスワードの入力も不要で、初心者でも迷いません。

通信距離は?遮蔽物には注意

見通し距離で最大約150m。

屋内で木造の壁を2枚挟むとやや不安定になる場面もありました。

コンクリートや金属が多い場所ではもう少し距離が縮むかもしれませんが、家庭内やスタジオ利用なら十分使えます。

映像遅延はどのくらい?

公式発表では約60ミリ秒(0.06秒)

実際の使用でもタイムラグは最小限で、映像確認用途なら全く問題ありません。

ただし、演技やアクションのタイミングを正確に合わせたい場合は注意が必要です。

将来的に期待したい進化ポイント

現状では1対1接続のみですが、もし今後スマホやタブレットを複数接続できるようになれば、使い勝手はさらに広がりそう。

専用アプリとの連携など、今後のアップデートに期待したいですね。

まとめ:TP nanoは“はじめての映像転送”にピッタリな一台

SHINBOL TP nanoは、そのコンパクトさと簡単操作で、映像転送初心者にもおすすめできる一台です。

「ケーブルレスで撮影の自由度を高めたい」「スマホの映像を大画面で確認したい」という人は、ぜひチェックしてみてください。