LUMIXS5Ⅱ用のレンズを探す旅
前回LUMIXS5Ⅱの合わせる標準レンズとしてLUMIX24−105mmF4のレンズ借りて見ましたが、
このレンズの欠点は重い・暗いということ。
その欠点と真逆にあるレンズがSIGMA28−70mmF2.8というレンズになります。
軽くて明るいこのレンズ。
実際使ってみた感想をまとめておきたいと思います。
作例
まずは作例から。
価格
最初に気になるのは価格。
新品
2023年4月現在。
価格コム調べでは86000円ぐらい。
24−105mmが135000円だったことと比べるとかなり手が出しやすい価格帯かと思います。
中古
中古でもないことはないですが、かなり玉数は少なそうです。
大体75,000円〜80,000円が相場みたいなので、コレなら新品を購入したほうがいいかもしれません。
このレンズの魅力
軽い!
なんといってもこの軽さは大きなアドバンテージになると思います!
LUMIX24-105mm が680gに対し、SIGMA28-70mmは 470g!
その差は210g。
体感としてはギリ持ち運べる重さ。
キットレンズの20−60mmが350gなのでコレを基準とすると、
300g台 → 超軽い!持ち運びが苦にならないクラス。
400g台 → ギリギリ持ち運べる重さ。気分次第ではちょっと気になるかも。
500g以上 → 撮影に行くぞという気持ちがないと持っていかない重さ。
コンパクト
軽さに続きもう一つの魅力が、コンパクトさ。
全長103.5×最大径72.2mm
となっており、純正のキットレンズと比べてもこのサイズ。
邪魔にならない大三元としてはかなり優秀だと思います!
F2.8の明るさ
もうひとつ外せないのがF2.8という明るさを確保していることです。
なんで2.8レンズがこんなに小さくなるのかと思いますがSIGMAさんの技術がすごい!
望遠域でのボケ感はもちろん違いますが、個人的に一番恩恵を感じたのは、ISO感度。
例えば、この状況でF4の場合
ISOは5000まで上がっていましたが、F2.8にすると、
ISO感度は半分の2500になりました!コレはかなり大きな差だと思います。
やはり暗い夜のシーンでは開放値の大きさはかなり大きなアドバンテージになります。
写り
写りはかなり好みです。
もともとSIGMAの質感が好きだったので、SIGMAのシャープさとLUMIXの色乗りの良さが個人的には刺さりました。笑
物足りなかった所
望遠域
自分の中で一番ネックだった望遠域の少なさ。
グッと寄せた圧縮効果の聞いたカットを取りたい場合、70mmだと少し物足りなさがあります。
なのでこのレンズで構成を作る場合は望遠ズームか望遠の単焦点を1本一緒に使いたくなると思います。
広角域
風景を撮るのには自分は28mmでもなんとかなるかなと思います。
自撮りの場合はやはり少し狭いです。
やはり20mm位あると余裕が生まれるので、
ここは24mmというより20mm以下ぐらいのレンズを導入した方が良さそうです。
スイッチの少なさ
24−105mmのレンズには手ブレ補正のスイッチやレンズロックスイッチがありましたが、
このレンズにはAFMF切り替えスイッチのみとなっています。
個人的には三脚に乗せる時に手ブレ補正スイッチを切ればすべての手ブレ補正が一気にOFFにできるので結構便利だと感じたところなのでFnボタンでもあると嬉しいですが、
この大きさならしょうがないとは思います。
純正レンズと比べたかった所
ここからは文章ではわかりにくいかと思いますので動画にて確認していただけると幸いです。
(もうすぐ公開予定です・・・・・)
オートフォーカス
AFは若干純正レンズのほうが早い気がしましたが、そこまで大きな差には感じませんでした。
夜間のAFに関してはF値が小さいこともあるのかSIGMAのレンズのほうが迷いは少なかった気がします。
手ブレ補正
自撮りに関しては手ブレ補正に関してもどちらのレンズもレンズ内手ブレ補正がついていないので、大きな違いはわかりませんでした。
24−105mmの方はレンズ内手ブレ補正があったので更にブレ感は抑えれられている印象だったので、ここらへんはやはり24−105mmのレンズの強みになりそうです。
手ブレ補正ブーストに関しては若干純正レンズのほうが優位な感じが・・・・
でも60mmと70mmで比較したのでそもそもSIGMAが不利ですが・・・。
フォーカスブリージング
フォーカスブリージングは基本的によく抑えられている印象でした。
広角側はちょっと出ますが望遠側はほぼ見られずかなり動画に使いやすいレンズでした。